2019年もついに最終日となりました。
今年最後のブログは、毎年恒例、今年読んだ小説の中からベスト10を選ぶという企画をもって、年末のご挨拶とお礼に代えさせていただきます。
今年読了した作品数 (ノンフィクション、マンガ除く) は、37作品。
それではさっそくベスト10をどうぞ。
読了順、作家名は敬称略で失礼します。
タイトルをクリックすると私の感想文に飛びます。
- 『カササギ殺人事件』 アンソニー・ホロヴィッツ / 山田蘭・訳
- 『坂の途中の家』 角田光代
- 『あひる』 今村夏子
- 『蜜蜂と遠雷』 恩田陸
- 『罪の声』 塩田武士
- 『絶唱』 湊かなえ
- 『スウィングしなけりゃ意味がない』 佐藤亜紀
- 『戦場のコックたち』 深緑野分
- 『屍人荘の殺人』 今村昌弘
- 『白銀の墟 玄の月』 小野不由美
今年は読了数自体が少なかったこともありますが、最高評価の☆5つをつけた作品は6作品しかありませんでした。
けれども、ハズレもほとんどなくて、どの本も面白く楽しく読みました。
個人的にうれしかったのは、今年はミステリで当たりが多かったこと。
久しぶりに読んだ翻訳ミステリもとても面白かったし、塩田武士さん、深緑野分さん、今村昌弘さんといった新顔の作家さんと出会えたことも大きな収穫です。
『スウィングしなけりゃ意味がない』と『戦場のコックたち』はどちらも第二次世界大戦の頃を舞台にした作品で、自分が戦争やナチスドイツについていかに無知であるかということを思い知らされました。
今後も自分の知らないことを知識として吸収できるような作品を積極的に読んでいこうと思います。
「十二国記」シリーズ新作は、ただただ読めたことがうれしかったなあ。
来年も短編集の刊行が予定されているので、今後も長いお付き合いになることを願っています。
実は昨年同様、今年もまだあと1冊感想を書けていないうちに年越しすることになってしまいました。
新年最初の記事は、その本の感想になるかと思います。
今年も駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
●関連過去記事●
tonton.hatenablog.jp