tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『めぐりんと私。』大崎梢

めぐりんと私。 (創元推理文庫)作者:大崎 梢東京創元社Amazon 三千冊の本を載せて走る移動図書館「本バスめぐりん」との出会いは、屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐしていく。家族の希望で縁もゆかりもない土地で一人暮らすことになった規子の、本と共…

『白鳥とコウモリ』東野圭吾

白鳥とコウモリ(上) (幻冬舎文庫)作者:東野 圭吾幻冬舎Amazon白鳥とコウモリ(下) (幻冬舎文庫)作者:東野 圭吾幻冬舎Amazon 二〇一七年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。 捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、一九八四年に愛知で起きた…

『ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~』三上延

ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~ (メディアワークス文庫)作者:三上 延KADOKAWAAmazon まだ梅雨の始まらない五月の終わりの鎌倉駅。よく似た顔立ちだが世代の異なる三人の女性が一堂に会した。 戦中、鎌倉の文士達が立ち上げた貸本屋「鎌…

2024年5月の注目文庫化情報

5/14:『キッチンつれづれ』 アミの会 (光文社文庫) 5/15:『新!店長がバカすぎて』 早見和真 (ハルキ文庫) 4月がやけに忙しく、慌ただしくしているうちにあっという間に5月になってしまいました。 今月は少し落ち着いて読書の時間を取れるようにしたいです…