2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
だから殺せなかった (創元推理文庫 M い 13-1)作者:一本木 透東京創元社Amazon 「おれは首都圏連続殺人事件の真犯人だ」。大手新聞社の社会部記者の許に届いた一通の手紙。送り主は「ワクチン」と名乗り、首都圏全域を震撼させる連続殺人の凶行を詳述したう…
平場の月 (光文社文庫)作者:朝倉かすみ光文社Amazon 須藤が死んだと聞かされたのは、小学校中学校と同窓の安西からだ。須藤と同じパート先だったウミちゃんから聞いたのだという。青砥は離婚して戻った地元で、再会したときのことを思い出す。検査で行った病…
中野のお父さんは謎を解くか (文春文庫 き 17-13)作者:北村 薫文藝春秋Amazon 運動神経抜群の編集者・田川美希の毎日は、本や小説にまつわる謎に見舞われ忙しい。 松本清張の「封印」作品の真実、 太宰治作品中の意味不明な言葉、 泉鏡花はなぜ徳田秋声を殴…
フーガはユーガ (実業之日本社文庫)作者:伊坂 幸太郎実業之日本社Amazon 常盤優我は仙台市内のファミレスで一人の男に語り出す。 双子の弟・風我のこと、幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの、誕生日にだけ起きる不思議な現象、「アレ」の…
1/4:『記憶の中の誘拐 赤い博物館』 大山誠一郎 (文春文庫) 1/21:『木曜日の子ども』 重松清 (角川文庫) 1/21:『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 坂木司 ほか (角川文庫) 1/28:『同潤会代官山アパートメント』 三上延 (新潮文庫) 1/28:『歩道橋…
medium 霊媒探偵城塚翡翠 (講談社文庫)作者:相沢 沙呼講談社Amazon 死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのは…
あけましておめでとうございます。 今年こそは気軽に行きたいところへ出かけたり、会いたい人に会ったりできる年になるといいですね。 さて、今年最初のブログ更新は、2021年に私が読んだ本のベスト10を発表して新年のごあいさつに代えたいと思います。 昨年…