今年初のライブ参加はコブクロのファンサイト会員限定ライブ。 近年はいつも春にライブをやってくれるのですが、今年は4月なのでちょうど桜の時期に重なってよかったですね。 とはいえライブ当日は花散らしの雨で少々残念でしたが、大阪城ホールの前景を満開…
1(ONE) (創元クライム・クラブ)作者:加納 朋子東京創元社Amazon 大学生の玲奈は、全てを忘れて打ち込めるようなことも、抜きんでて得意なことも、友達さえも持っていないことを寂しく思っていた。そんな折、仔犬を飼い始めたことで憂鬱な日常が一変する。ゼ…
4/3:『白鳥とコウモリ (上)(下)』 東野圭吾 (幻冬舎文庫) 4/10:『つまらない住宅地のすべての家』 津村記久子 (双葉文庫) 4/10:『めぐりんと私。』 大崎梢 (創元推理文庫) 4/12:『みとりねこ』 有川ひろ (講談社文庫) 4/19:『ハロー・グッドバイ 東京バ…
雷神 (新潮文庫 み 40-23)作者:道尾 秀介新潮社Amazon あの日、雷が落ちなければ、罪を犯すことはなかった――。埼玉で小料理屋を営む藤原幸人を襲った脅迫電話。電話の主が店に現れた翌日、娘の夕見から遠出の提案を受ける。新潟県羽田上村――幸人と姉・亜沙実…
朱色の化身 (講談社文庫)作者:塩田 武士講談社Amazon 昭和31年、4月。福井・芦原温泉を大火が襲う。 「関西の奥座敷」として賑わった街は、300棟以上が焼失した。 60年後、東京。元新聞記者のライター・大路亨は、失踪した謎の女・辻珠緒の行方を追ううちに…
喜べ、幸いなる魂よ (角川文庫)作者:佐藤 亜紀KADOKAWAAmazon 【第74回読売文学賞(小説賞)受賞作】18世紀ベルギー、フランドル地方の小都市シント・ヨリス。ヤネケとヤンは亜麻を扱う商家で一緒に育てられた。ヤネケはヤンの子を産み落とすと、生涯単身を選…
3/19:『燕は戻ってこない』 桐野夏生 (集英社文庫) 3/23:『ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~』 三上延 (メディアワークス文庫) 3月は春めいてきて心浮き立つ季節でもあり、別れが多くもの寂しい季節でもあり、というちょっと複雑な気…
悪の芽 (角川文庫)作者:貫井 徳郎KADOKAWAAmazon 大手銀行に勤める41歳の安達は、無差別大量殺傷事件のニュースに衝撃を受ける。40人近くを襲ってその場で焼身自殺した男が、小学校時代の同級生だったのだ。あの頃、俺はあいつに取り返しのつかない過ちを犯…
滅びの前のシャングリラ (中公文庫 な 81-1)作者:凪良 ゆう中央公論新社Amazon 「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。 なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」 「一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる」。学校でい…
犬がいた季節 (双葉文庫 い 64-01)作者:伊吹 有喜双葉社Amazon 1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。 初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと…
2/6:『灰の劇場』 恩田陸 (河出文庫) 2/15:『朱色の化身』 塩田武士 (講談社文庫) 2/28:『希望のゆくえ』 寺地はるな (新潮文庫) 2/28:『雷神』 道尾秀介 (新潮文庫) 春が待ち遠しい寒さが続きます。 なぜか最近ちょっとバタバタ気味ですが、読書の時間…
ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)作者:ディーリア・オーエンズ早川書房Amazon ノース・カロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられたときから、カイアは湿地の小屋でたったひとり生き…
その扉をたたく音 (集英社文庫)作者:瀬尾 まいこ集英社Amazon ミュージシャンの夢を捨てきれず、親からの仕送りで怠惰に暮らす、29歳無職の宮路。ある日、余興の時間にギターの弾き語りをするために訪れた老人ホーム・そよかぜ荘で、神がかったサックスの音…
むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 (双葉文庫 あ 66-04)作者:青柳 碧人双葉社Amazon 日本昔ばなし×本格ミステリふたたび! ベストセラーとなった『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の続編が誕生。 今回、もととなった昔…
invert 城塚翡翠倒叙集 (講談社文庫)作者:相沢 沙呼講談社Amazon 完璧な犯行計画による殺人。用意された鉄壁のアリバイ。事件は事故として、他殺は自殺として処理される、はずだった。霊感によって視えないものを視る美しい娘、城塚翡翠が現れるまでは。 ミ…
1/10:『犬がいた季節』 伊吹有喜 (双葉文庫) 1/16:『バスクル新宿』 大崎梢 (講談社文庫) 1/23:『喜べ、幸いなる魂よ』 佐藤亜紀 (角川文庫) 1/23:『悪の芽』 貫井徳郎 (角川文庫) 1/23:『滅びの前のシャングリラ』 凪良ゆう (中公文庫) 1/29:『アンソ…
2023年もついに最終日。 毎年恒例、1年の読書を振り返り、今年の読了作品41作の中からベスト10を選出してみました。 例年通り読了順、作者名敬称略となっています。 タイトルをクリックすると私の感想記事に飛びますのでよければ読んでいただけるとうれしい…
ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 (光文社文庫 ひ 6-24)作者:東野 圭吾光文社Amazon 結婚を控えた神尾真世に「父が殺害された」と警察から連絡が入った。真世は仕事と結婚準備を抱えたまま、寂れた故郷へ降り立つ。そこは人が滅多に訪れない小さな観…
ヒトコブラクダ層戦争(上) (幻冬舎文庫 ま 17-2)作者:万城目 学幻冬舎Amazonヒトコブラクダ層戦争(下) (幻冬舎文庫 ま 17-3)作者:万城目 学幻冬舎Amazon 榎土梵天、梵地、梵人は三つ子の三兄弟。自分たちが謎の能力「三秒」を持つことに気づき、貴金属泥棒を…
12/5:『ザリガニの鳴くところ』 ディーリア・オーエンズ / 友廣純・訳 (ハヤカワ文庫NV) 12/7:『そして、海の泡になる』 葉真中顕 (朝日文庫) 12/12:『コロナと潜水服』 奥田英朗 (光文社文庫) ついに2023年も最後の月に入りました。 いや早い早い。 この…
おいしい旅 しあわせ編 (角川文庫)作者:大崎 梢,近藤 史恵,篠田 真由美,柴田 よしき,新津 きよみ,松村 比呂美,三上 延KADOKAWAAmazon 祖母と一緒に行くはずだったお伊勢参り。急なトラブルでひとりでお参りすることになった元喜は、ある男の子と出会う(「も…
スモールワールズ (講談社文庫)作者:一穂 ミチ講談社Amazon 夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、知り合うはずのなかった他人ーー書下ろし掌編を加えた、七つの「小さな世界」。生きてゆくなかで抱える小さな喜び、もどかしさ、苛立ち、諦めや希望を丹念に掬い集…
アンソロジー 嘘と約束 (光文社文庫 あ 61-2)光文社Amazon 実力派の女性作家集団「アミの会」による書き下ろしアンソロジー。今作のテーマは「噓と約束」。テーマは統一でも、アレンジは多様多彩。人の世の温かさ、不思議さからほろ苦さまで、それぞれの作家…
ナイフをひねれば (創元推理文庫)作者:アンソニー・ホロヴィッツ東京創元社Amazon 「われわれの契約は、これで終わりだ」探偵ホーソーンに、彼が主人公のミステリを書くのに耐えかねて、わたし、作家のホロヴィッツはこう告げた。その翌週、ロンドンで脚本を…
夜明けのすべて (文春文庫 せ 8-5)作者:瀬尾 まいこ文藝春秋Amazon PMS(月経前症候群)で感情を抑えられない美紗。パニック障害になり生きがいも気力も失った山添。 友達でも恋人でもないけれど、互いの事情と孤独を知り同志のような気持ちが芽生えた二人は、…
11/8:『汚れた手をそこで拭かない』 芦沢央 (文春文庫) 11/9:『ヒトコブラクダ層戦争 (上)(下)』 万城目学 (幻冬舎文庫) 11/14:『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』 東野圭吾 (光文社文庫) 11/15:『invert 城塚翡翠倒叙集』 相沢沙呼 (講談社文…
琥珀の夏 (文春文庫 つ 18-7)作者:辻村 深月文藝春秋Amazon 『かがみの孤城』『傲慢と善良』の著者が描く、瑞々しい子どもたちの日々。そして、痛みと成長。 かつて、カルトだと批判を浴びたの敷地跡から、少女の白骨遺体が見つかった。 ニュースを知った弁…
アンと愛情 (光文社文庫 さ 24-6)作者:坂木司光文社Amazon 成人式を迎えても、大人になった実感のわかないアンちゃん。同い年の優秀な「みつ屋」の社員と自分を比べて落ち込んだり、金沢で素晴らしいお菓子に出合って目を輝かせたり。まだまだアンちゃんの学…
始まりの木 (小学館文庫 な 13-8)作者:夏川 草介小学館Amazon 藤崎千佳は、東京にある国立東々大学の学生である。所属は文学部で、専攻は民俗学。指導教官である古屋神寺郎は、足が悪いことをものともせず日本国中にフィールドワークへ出かける、偏屈で優秀…
*ネタバレ満載ライブレポです ツアートラック 大阪城ホールで行われたコブクロのライブに参加してきました。 今年のツアーは2度目の参戦。 1度目は7月、フェニーチェ堺というホールでの公演だったので、今回のアリーナとは規模が全然違う。 ――のですが、実…