tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

今年よかった本10選

予告どおり、今年私が読んで面白かった本ベスト10を発表します。
対象は2005年中に私が読了したフィクション49冊(漫画のぞく。分冊ものはすべてまとめて1冊と数えました。50冊に届かなかったのが残念…!去年が46冊でしたから、若干増えてますけどね)
今年読んだ本はどれもレベルが高くて、どれを選ぶか本当に迷いました。
それでは発表です!!
あ、順位はつけづらいので、読了順の発表です。
書名をクリックすると、私の感想文に飛びます。

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//d.hatena.ne.jp/tonton110/20050313#p3:title=『流星ワゴン』]重松清:今年一番泣けた本。ラストは決してハッピーエンドではないのに、なんだか励まされました。
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//d.hatena.ne.jp/tonton110/20050528#p1:title=『赫い月照』]谺健二:いろんな意味で今年読んだ中では一番強烈な印象を残した作品。「問題作」だけどいろいろ考えさせられました。
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//d.hatena.ne.jp/tonton110/20050609#p1:title=『ぼんくら』]宮部みゆき:この作品で完全に時代小説苦手を克服。宮部さんは「普通の人」を書かせたら天下一品と、改めて認識。
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//d.hatena.ne.jp/tonton110/20050704#p2:title=『GOTH』]乙一:ホラーは苦手なんですが、乙一ホラーはちょっぴり切なくて感動もの。叙述トリックにも気持ちよく騙されました。
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//d.hatena.ne.jp/tonton110/20050806#p1:title=『PAY DAY!!!』]山田詠美:さわやか青春小説。読後感が非常によかったです。アメリカのティーンズ文化も興味深かったです。
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//d.hatena.ne.jp/tonton110/20050824#p1:title=『時生』]東野圭吾:ネタとしては『流星ワゴン』によく似ていますが、『時生』は東野さんならではの作品という気がします。最後の一行がうまい!!
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//d.hatena.ne.jp/tonton110/20050916#p1:title=『邪魔』]奥田英朗:すごく面白かった!上下巻ともブックオフで100円で見つけられたのは本当にラッキーな運命の出会いでした(笑)
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//d.hatena.ne.jp/tonton110/20051114#p1:title=『ミミズクとオリーブ』]芦原すなお:主人公夫婦が最高!ほのぼのとしたユーモアミステリで、とてもリラックスして読めました。
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//d.hatena.ne.jp/tonton110/20051203#p1:title=『つきのふね』]森絵都:ラストシーンが感動的。中学時代の自分のことを懐かしく振り返りました。大人向けの作品も読んでみたいです。
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//d.hatena.ne.jp/tonton110/20051210#p1:title=『博士の愛した数式』]小川洋子:泣けるわけではないけれど、じんわりと心に感動が広がってくる作品。数学って意外と面白いと思えたのは大収穫。


他にもよかった作品はたくさんあります。
宮部さんの『誰か Somebody』『幻色江戸ごよみ』とか、加納朋子さんの『レインレイン・ボウ』とか、ハリポタとか、京極夏彦さんの『どすこい』とか、恩田陸さんの『図書室の海』とか(延々と続きそうなので以下略)
ちなみに作家別で見ると一番読んだのは東野圭吾さん。
東野さんも宮部さん同様ハズレの少ない作家さんですね。
できれば文庫化されてる分だけでも制覇したいので、来年もたくさん読むことになるでしょう。
今年初めて読んだ作家さんの中では奥田英朗さんがダントツでよかったかな。
他の作品も読みたいです。
あとは森絵都さんに米澤穂信さん。
あ、芦原すなおさんも。
総括としては、今年もたくさんいい本と出会えて幸せでした!
来年も素敵な出会いがたくさんありますように…♪