あけましておめでとうございます!
昨年は誰にとっても大変な年だったと思いますが、今年は明るい光が差す1年になることを祈っています。
さて、毎年年末に投稿していた、私の年間読了本ベスト10発表企画ですが、2020年分はこうして年明けにタイミングを変更してみました。
単純に年末はバタバタしがちで、年明けの方が時間があることが理由です。
そういえば近年は年の暮れに読了した本の感想を年内に書ききれずに、2年越しになっていた……なんてこともありましたね。
今年は仕事始めが少し例年より早いので、結局バタバタしているような気もしますが、大みそかに慌てて書くよりはいいかなと思っています。
前置きが長くなってしまいましたが、早速2020年のベスト10の発表に進みましょう。
昨年の小説の読了数は37作品でした。
例年どおり、順位はつけずに読了順、作家名敬称略で失礼します。
タイトルをクリックすると私の感想に飛びます。
- 『 i 』 西加奈子
- 『この世の春』 宮部みゆき
- 『また、桜の国で』 須賀しのぶ
- 『BUTTER』 柚木麻子
- 『AX』 伊坂幸太郎
- 『銀河鉄道の父』 門井慶喜
- 『君が夏を走らせる』 瀬尾まいこ
- 『凍てつく太陽』 葉真中顕
- 『神の島のこどもたち』 中脇初枝
- 『カーテンコール!』 加納朋子
昨年は家にいる時間が多かったのですが、そのわりには読書があまり進みませんでした。
やはり、あれこれ不安のある状況で、読書に集中できていなかったのかもと自己分析しています。
とはいえ読んだ本はどれも面白かったですね。
これは期待外れだったなというようなものはなく、どの作品も本当に楽しく読みましたし、現実逃避や気分転換の役に立ってくれました。
一応、作家さんのかぶりがないように選んだのですが、迷ったのは宮部みゆきさんと瀬尾まいこさん。
宮部さんは「三島屋変調百物語」シリーズ第5弾の『あやかし草子』もよかったのですが、まだシリーズ途中であることを考慮して『この世の春』の方を選びました。
また、瀬尾さんは本屋大賞作品の『そして、バトンは渡された』も文句なく面白かったのですが、あえて知名度が低そうな『君が夏を走らせる』を選んでみました。
こうやってどちらを選ぶか迷わなければならないのもうれしいことです。
それだけ面白い本を読めたということですからね。
ちなみに2020年に初めて読んだ作家さんは、須賀しのぶさん、若竹千佐子さん、柚月裕子さんの3名でした。
あれ、偶然ですが全員女性ですね。
今年もどんどん新しい作家さんの作品に挑戦していきたいと思っています。
今年はもう少したくさん読めるといいなぁ……と思ってはいるのですがどうなることやら。
読みたい本だけはたくさんあるので、積読ばかり増やすことにならないように気をつけたいと思います。
昨年も拙文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
今年もぼちぼち更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
●関連過去記事●
tonton.hatenablog.jp