- 5/10:『街の灯』北村薫(文春文庫)
- 5/10:『イッツ・オンリー・トーク』絲山秋子(文春文庫)
- 5/11:『OZの迷宮』柄刀一(光文社文庫)
- 5/16:『スイス時計の謎』有栖川有栖(講談社文庫)
- 5/16:『匣の中』乾くるみ(講談社文庫)
- 5/16:『分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(上)(中)(下)』京極夏彦(講談社文庫)
- 5/16:『被害者は誰?』貫井徳郎(講談社文庫)
- 5/19:『ZOO(1)(2)』乙一(集英社文庫)
- 5/25:『ブレイブ・ストーリー(上)(中)(下)』宮部みゆき(角川文庫)
5月はミステリの文庫落ちが充実しているなぁ。
宮部さんの『ブレイブ・ストーリー』は例によって映画化を前にした文庫化ですね。
正直映画はあんまり興味ないけど(笑)、文庫は買います、読みます。
乙一さんの『ZOO』の(1)(2)ってのは何?
6月に(3)(4)が出るとかじゃないよね?
まさか、乙一さんがそんな大長編を書いているとは思えない(笑)
『GOTH』に続き、分冊にして好評のあとがきを2倍にしちゃおう作戦でしょうか。
1冊にしてちょっとでも安くなったほうがこちらとしてはうれしいんですけど。
ところで、上のリストには載せませんでしたが、ノンフィクションの『生きながら火に焼かれて』も5月に文庫化するようですね。
この本、少し前に話題になったのでご存知の方も多いかもしれませんが、私は以前ある雑誌でこの著者へのインタビュー記事を読み、それが凄まじい内容だったので印象に残っています。
いまだ男尊女卑の考え方が当り前とされる中東のある村で生まれ育った著者は、恋愛をし、その結果として結婚前に妊娠したことに対する罰として、家族の手により火あぶりの刑に処せられ、奇跡的に救出されたという体験を持っています。
ね、これだけ読んでも凄まじいでしょ。
おそらく本にはもっともっと凄まじい話が出て来るはずで、ちょっと興味はあるんだけど、でもやっぱり怖いような気も…。
単行本の表紙は著者の顔写真なんですが、これが真っ白なマスクをかぶってて(村や家族にとっては彼女は「逃走した犯罪者」なので、顔を出すわけには行かないのです)不気味なんですよ。
ううむ、どうしようかなぁ、読んでみようかなぁ…。