tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

ENGLISH JOURNAL 11月号

11月号のリスニングCDは難しかった!!
ハリウッドスターインタビューはジョニー・デップさんとアンジェリーナ・ジョリーさん。
二人とも早口であんまり発音も明瞭じゃないから聞き取りにくいんだ、これが。
もう一つのインタビューはグレゴリー・ストックさんという科学者によるクローン技術などの遺伝子操作の話。
こちらはジョニー・デップアンジェリーナ・ジョリーの早口に比べればだいぶゆっくり目で聞き取りやすいことは聞き取りやすいのですが、内容が難しく込み入っていて理解するのは難しい…。
なんとも歯ごたえのあるインタビュー揃いでした。


ハリウッドスター2人は「今もっともセクシーな二人」として紹介されていましたが、本当にセクシーな人たちだと思います。
特にアンジェリーナ・ジョリー
あの肉厚の唇にメリハリのあるボディ…。
映画「Mr.&Mrs. スミス」で見せているあのドレスのスリットからのぞく長ーい脚!
女の私でも見とれちゃいますね〜。
しかし彼女の話は内容がすごかった。
子どもの頃、「性的にすごくませていた」と言う彼女。
なんと性に目覚めたのは幼稚園の頃で、14歳の時にできた初めての彼氏と2年間同棲し(アンジェリーナの母親も一緒に住んでいたそうな…)、その彼氏とはナイフで切りつけ合っていたという…。
今も身体中に傷跡が残っているのだそうです。
なんでしょうか、リストカットの発展形??
刃物でお互いの身体を傷つけあうことで、より深いところで彼とつながっているような感じを得ることができたのだそうですが…。
う〜ん、すみません、私にはちょっと分からない世界です〜〜(;_;)
こういうハードな経験もあってこそのあのセクシーさなんでしょうかねぇ。


ジョニー・デップのインタビューでは「チャーリーとチョコレート工場」の話が面白かったですね。
「原作者と原作のファンを失望させないため、プレッシャーは大きかった。ロアルド・ダールさん(『チャーリーとチョコレート工場』の原作者)だったらどんな映画が見たいだろうかということを考えて映画作りに臨んだ」というジョニーの言葉、全ての映画関係者(に限らず、「名作」と呼ばれる原作を持つ映像作品の製作者)にぜひ聞かせたい!
世界中に多くのファンを持つ原作を映像化することの難しさと責任を十分理解している人だなと思いました。
アンジェリーナ・ジョリーも「17歳のカルテ」の映画の話が来たとき、原作本を徹底的に読み込んだと語っていますし、やっぱり原作への理解は大切ですよね。
日本では「原作は読んでいない」という役者さんが出演していたりしてがっかりさせられることが多いですが、ぜひ彼らの態度を見習って欲しいです。
原作ファンを軽視した作品作りをやっている限り、日本の映画は永遠にハリウッドを越えられないのではないでしょうか。