tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

「時の足音」コブクロ

時の足音 10 YEARS EDITION!!!! 初回限定盤

時の足音 10 YEARS EDITION!!!! 初回限定盤


【収録曲】
1. 時の足音
2. 赤い糸
3. ベテルギウス
4. 時の足音(Instrumental)
5. 赤い糸(Instrumental)
6. ベテルギウス(Instrumental)

普段はシングルCD(MAXI含む)は買わない派の私ですが…コブクロ結成10周年記念ソングの「時の足音」、買っちゃいました。
いやだってさ〜、仕事でいろいろあって煮詰まってる時にふらふら〜っと入ったCDショップに、発売日から数日経ってたのにまだ初回限定盤が残ってたんだもん。
ついつい癒しを求めて…買うしかないでしょこれは〜。
ちなみに私が買った1枚のほかに5〜6枚残っていましたが、私が店内にいる間に全部売れていきました。


本当に久しぶりに買ったシングルでしたが、買ってよかったと思います。
コブクロ自身のことを歌った「時の足音」の良さはもちろんですが、インディーズ時代から歌われている名曲「赤い糸」は何度聴いても感動するし、「ベテルギウス」の宇宙をイメージした神秘的なサウンドは新鮮だし。
Instrumentalバージョンも聴いてみるといろいろ発見があって面白かったです。
「時の足音」にはけっこうしっかりコーラスが入ってるんだなぁとか。
楽器の音だけを聴くことってめったにないですもんね。
特典のDVDも、「時の足音」「赤い糸」「ベテルギウス」(ライブ映像)「あなたと」(絢香×コブクロ)の4曲のPVに「時の足音」のレコーディング風景が収録されていて、とても豪華です。
Amazonにはまだ初回限定盤が残っているので、興味のある方はお早めにどうぞ♪


コブクロ結成10周年というメモリアルイヤーに改めて確認させられたのは2人の絆の強さだと思います。
この絆の強さこそ、コブクロの武器であり、大きな魅力なんですよね。
昨年のライブツアーの時に、「蕾」を歌った後のMCで小渕さんがこの曲の誕生秘話を話してくれました。
「ドラマ『東京タワー』の主題歌にという話をもらって、『蕾』を書いて初めて黒田に見せた時、黒田は
『確かに(リリー・フランキーさんの)本やドラマの光景が浮かんでくるわ。
でも、ちゃうやろ。
もっと自分のこと書いたらええんちゃうんか』
って言ってくれたんです」と。
黒田さんのアドバイスを受けて「蕾」は小渕さん自身がお母さんを亡くされた経験を織り込んで書き直され、結果として2007年を代表する曲の一つになったわけです。
2人の絆の強さが感じられる、大好きなエピソードの一つです。
ライブで黒田さんの歌声に感動して涙を見せたり、「最高の相方です」と黒田さんを褒めてはばからない小渕さん。
それに対し照れ屋の黒田さんはあまりそういうことを口に出してはくれませんが、コブクロ結成時に(ちなみに結成を持ちかけたのは黒田さん)「3年頑張ってプロになられへんかったら俺はもう一生歌わへん」と言ったとか、最近のインタビューでも「ソロという選択肢はありません。コブクロが終わる時は僕も終わる時なので」と言っていたりとか、コブクロとしての活動にかける強い想いと覚悟をうかがわせるエピソードには事欠きません。
仕事においても私生活においても、これだけお互いに尊敬し合い信頼し合えるパートナーに出逢えることなどめったにないのではないでしょうか。
とてもうらやましいと思うし、私もそんな出逢いを求めて自分を磨くべく頑張ろうという気にさせられます。
「時の足音」で「出逢えて良かった」と歌われていますが、本当にコブクロの2人が出逢ってくれてよかったと思うし、私もコブクロと出逢えてとてもよかったなぁと思います。
これからもずっとコブクロを応援していきます!!