tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

「5296」コブクロ

5296(DVD付)

5296(DVD付)


【収録曲】
01. 蒼く 優しく
02. コイン
03. 蕾(つぼみ)
04. どんな空でも
05. 君という名の翼
06. WHITE DAYS
07. 君色
08. 水面の蝶
09. 風の中を
10. 月光
11. 風見鶏
12. Diary
13. Fragile mind

や〜っと通して全部聴けた(~_~;)
CD自体は発売日前日に届いた(最近はAmazonでもフラゲできるようになりましたねぇ)けど、忙しくて全然聴く暇なし。
っていうか他にも聴きたいCDとか、観たいDVDとか、読みたい雑誌&本とか、ビデオ録りっぱなしでほったらかしのテレビ番組とか、いろいろたまりまくってるんですけど…(^_^;)
ようやくこの3連休で少し時間ができ(しかしまだ年賀状やってない…)、一番に手に取ったのがもちろんこのコブクロのニューアルバムでした。


振り返ってみると私の2007年はコブクロなしには語れないなぁ…。
6月にライブツアー"蕾"に幸運にも参加することができ(大阪城ホールは6日間で合計キャパ6万人のところに14万人分の応募があったというのを最近知って、あらためて自分の運のよさにびっくりしてます・笑)、それはもう感動しました。
ライブの次の日、ふとした瞬間にライブの感動が甦ってきて、仕事中だってのに涙がこみ上げてきて…。
頭の中ではライブで聴いた曲がぐるぐる回って止まらないし。
そんな状態が3日ほど続きました。
正直、この歳になってからこんな心揺さぶられる体験ができるとは思ってもみませんでした。
それから半年。
あの日ライブで聴いた新曲の蕾の数々が見事に花開いて、こうして1枚のアルバムにまとまって私の手元にちゃんと届いた…とても幸せです。
コブクロはストリート出身ということもあってか、新曲はまずライブでお客さんの反応を見て、それからレコーディングするというアルバムの作り方をするんですね。
つまり、"蕾"ツアーに参加できたということは、このアルバム「5296」制作の過程に参加させてもらえたということなんですよね。
あらためてとても幸運で、とても光栄なことだったと思います。


さてこのアルバムタイトル、思わず「こぶくろ」と読みたくなりますが、「ごぉにぃきゅうろく」と読むのが正しいそうです。
なんでこんなベスト盤かデビューアルバムのようなタイトル?と思ったら、コブクロのお2人が昭和「52」年生まれ(ちなみに同じ3月生まれで誕生日はたったの5日違いという…運命!?)、結成「9」年目、オリジナルアルバム「6」枚目、という意味だそうです。
なるほど、考えたね。
収録曲も、アルバムタイトルにふさわしく今のコブクロを象徴するような楽曲が揃っています。
ほとんどは"蕾"ツアーで披露された曲なので、私にとって全く聴いたことのない曲は「風の中を」だけだったのですが、ライブで1度聴いただけでは歌詞やメロディーが覚えられるはずもなく、アルバムでじっくり聴いてみると印象が変わった曲もありますし、新たな発見もありました。
ライブで一番気に入った「WHITE DAYS」は、サビの主旋律は小渕さんだったんですね!
そこが意外でした。
バラードでそういうパターンは今までになかったんじゃないかな。
「Diary」は実のところライブでは一番印象が薄かった(ごめんなさい…)のですが、アルバムで聴いたらいい曲だなぁと思いました(調子よすぎ!?)。
「どんな空でも」はアカペラの2人だけの歌声から始まって、転調を経てラストは大人数での大合唱になるという構成が好きですね。
まさにコブクロがたどってきた歴史そのもののような構成ですよね〜♪
「水面の蝶」はライブでも思ったとおり、やっぱりとてもかっこいい!
「蕾」は小渕さんのライナーノーツにまたまた泣かされてしまった…。
完全新曲の「風の中を」は、黒田さんが作詞、小渕さんが作曲。
こういう形での合作は初めてのことだそうです。
曲調はなんとカントリーという、これまた今までのコブクロのイメージとは少し離れたもの。
でもこの曲大好きです!
チャカポコチャカポコといろんな音がしていて聴いていてすごく楽しいです。
歌詞は1匹の子犬の冒険物語で、黒田さんいわく「ドラクエ風」。
新鮮な感じもしつつコブクロらしさも感じさせるような、一風変わった楽曲に仕上がっています。
結成9年目にしてこうして新たなことにチャレンジしてくれることがとてもうれしいし、これからのコブクロの可能性を感じさせてくれてとても頼もしいです。
この曲ライブではどんなアレンジになるんだろう?
実はこれまた幸運なことに、来年3月のライブにも参加できることになったのですが、今のところ一番聴くのを楽しみにしているのがこの「風の中を」だったりします。
…やってくれるよね?
黒田さんこの曲気に入ってるみたいだし。


そして。
ついでにこれ↓も買ってしまいました。

別冊カドカワ総力特集コブクロ (カドカワムック 265)

別冊カドカワ総力特集コブクロ (カドカワムック 265)

ボリュームがありすぎてまだ全部は読めていないのですが、これはファンなら買って絶対損なしの1冊です。
小渕さんのインタビューで「蕾」と蕾ツアーの話にまた泣かされてしまった…。
一体何度私を泣かせたら気が済むのでしょう(^_^;)
最後には結成10年目を迎える来年のことにも触れられていますが、なんだか面白いことやってくれそうです。
来年のコブクロが本当に楽しみ!
まずはライブだ〜♪♪