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tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

ENGLISH JOURNAL 8月号

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2009年 08月号 [雑誌]

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2009年 08月号 [雑誌]


8月号の表紙を飾ったのは、インタビュートップバッターのダニエル・ラドクリフ君!!
最近ハリー・ポッター1作目の頃の映像を見る機会があったのですが、ラドクリフ君のあどけなさにビックリしました。
今じゃすっかり少年期を通り過ぎて、ヒゲなんか生やして大人の男性って感じになってますもんね。
そろそろ少年役は厳しくなってきたかなという感じですが、それでもハリー・ポッター役はラドクリフ君以外に考えられない、と思わせるところはさすがです。
今回のインタビューは「Actor's Studio」というテレビ番組からの抜粋で、観客はアメリカの演劇学校の生徒さん。
ラドクリフ君が登場すると黄色い歓声が飛んだりして、とても楽しそうな雰囲気でした。
インタビューにラドクリフ君はジョークを交えながら臨機応変に答えていて、頭のよさが感じられました。
どうせみんな原作は読んでいるのだから…と、ハリー・ポッターシリーズ最終作のネタバレ話もしていましたが…本当によかったのかなぁ(^_^;)
中には原作は読まずに映画待ち、って人もいるんじゃないのぉ!?


2人目は宮沢賢治の翻訳で知られるロジャー・パルバースさん。
実はこの方が翻訳家の上杉隼人さんと組んで(今はパルバースさんが多忙なのか、上杉さんが1人で運営されています)日常英語表現を1日1表現紹介するブログがあります>GetUpEnglish
私は以前からこのブログを拝見していたので(私は口語表現に弱いのでとても勉強になっています)、ロジャー・パルバースさんのことも知っていました。
知っている人のインタビューを聴けてうれしかったです。
想像していた通り、理路整然とした分かりやすい話で、パルバースさんの宮沢賢治との出逢い、翻訳の際の苦労など、とても興味深い内容でした。
一番興味を引かれたのは初来日した時の話で、ベトナム戦争に反対してアメリカを飛び出しヨーロッパへ渡ったけれど自分には合わず、なんとなく日本に来たら、日本語が全く分からなかったにもかかわらず、日本に着いたその日に居心地の良さを感じたということでした。
そんなこともあるのですね。
人だけじゃなくて、国とも赤い糸で結ばれた相手がいるのかも…。


3人目はBBCワールドニュースのニュースアンカー、マット・フライさん。
日本を含む東アジア地域のニュースを担当されているそうで、特に日本の経済状況についてのお話が面白かったです。
特に印象的だったのは、日本では今の経済危機を「リーマン・ショック」と言うが、アメリカではそのような言い方はしない、という話でした。
つまり、日本では今回の不況はアメリカのせいだという見方が強く、アメリカを非難する向きがあるのだということです。
フライさんはこれについて、日本経済はバブル崩壊の反省を活かして謙虚に頑張ってきたのに、欧米諸国が日本製品を排除するという不公平な策を取ったために苦境に立たされ、アメリカを非難するのも当然だと話されていましたが…本当にそうなのかなぁ。
もちろん今回の不況がアメリカのサブプライムローン問題に端を発していることは間違いないでしょうが、日本の経済政策にも問題がなかったわけじゃないような気がします。
折りしも総選挙が近付いてきた今日この頃、経済対策をしっかりやってくれそうな政党に投票したいものですが…はてさて。
フライさんはイギリス英語ですが、さすがBBCのアナウンサーだけあって明瞭な発音とアクセントでとても聞き取りやすく、よいインタビューでした。