tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

ENGLISH JOURNAL 1月号

例年年末年始は英語の勉強を少しお休みするのですが、今年はこのENGLISH JOURNALのCDだけはほぼ毎日聴きました。
おかげで快調に今までの遅れを取り戻しつつあります♪


さて、1月号のインタビュー1人目は、子役出身のアメリカ人女優、スカーレット・ヨハンソンさんです。
この人の写真を見て、声を聴いて思ったのは、「なんてセクシーなんだ!」ということ。
まだ22歳だというのになんとも色気のある表情をした大人っぽい顔立ち(ほとんどの欧米人は日本人より大人っぽく見えるけど)、やせすぎず太りすぎずほどよい肉付きの身体、少しハスキーな声…。
昨年のアメリカのある雑誌における「世界で最もセクシーな女性100人」ランキングで第1位になったというのも納得です。
子どもの頃から女優の道を歩んできたので、若いのに「ホーム・アローン3」、「真珠の耳飾りの少女」、「ロスト・イン・トランスレーション」や「ブラック・ダリア」など、出演作も豊富。
またルイ・ヴィトンの宣伝キャラクターなんかもやってるんですね。
さらに歌手活動もやっているというし、才能豊富でうらやましい限りです。
しかし若い人の英語はやっぱり聞き取りが難しいなぁ。
基本的に早口だしくだけた話し方も多いし。
訛りがほとんどないのが救いではありましたが。
話の内容は日本では未公開の映画の話が多かったのでちょっと分かりにくかったのが残念。
そのうち日本でも公開されるのでしょうか。


2人目はイギリスの風刺漫画家、マーティン・ハネセットさん。
この人は京都精華大学マンガ学部の客員教授でもあります。
京都精華大マンガ学部って、世界中のマンガ好きの若者の憧れの的なんですってね。
どんな授業をやっているのか、一度覗いてみたいなぁ。
京都国際マンガミュージアムも行ってみたいし。
マーティンさんは、風刺漫画を学ぶカートゥーンコースで教鞭をとっておられます。
イギリス人のユーモアは皮肉たっぷりでちょっとブラックなのが多いことで知られていますが、確かにそんなブリティッシュユーモアと風刺漫画はとても相性がよいのかもしれません。
テキストにもいくつか作品が載っていましたが、確かにちょっとブラックで不気味。
マーティンさん自身はインタビューの中で「でも人間ってそういうもの(不気味なもの)でしょ?」と言っておられました。
なるほど…。
英語としては、マーティンさんはわりとぼそぼそ話すタイプのようで、聞き取りはかなり難しく感じました。


最後は、アメリカ・メトロポリタン歌劇場の前支配人、ジョセフ・ヴォルピーさん。
劇場のセットを作る大工見習いから始まり、まとめ役としての才能を買われて順調に出世していったサクセスストーリーは非常に聴き応えがありました。
「成功の秘訣は、決して満足しないことだ」「私は挑戦が大好きなんだ」など、彼の言葉には私も見習わなくてはと思わせられることがたくさんありました。
また、ジョセフさんはゆっくり一言一言かみしめるように話されるので、とても聞き取りやすかった!
英語をしゃべる人みんながこんな話し方だったらいいのに…なんて思わず思ってしまいました。
ゆっくりはっきり発音すると、何か堂々とした感じの話し方になっていいですね。
私も真似してみようと思います。