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tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2015 @京セラドーム大阪(12/13)

*演奏曲・演出含め、ネタバレだらけです。ご注意ください。


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以前テレビで観て、それ以来ずっと一度は行ってみたいと思っていた、憧れのドリカムワンダーランド。
幸運なことにチケットが舞い降り、ついに念願の初参加を果たしました。


今回のワンダーランドはファンタジー風のストーリー仕立て。
ワンダーランド王国を治める2人の王、アタック・キング(中村正人さん)とチャンス・クイーン(吉田美和さん)が国を離れている間に、「LOVE団」「TEARS団」「LIFE団」の3つの勢力に分かれて争いが勃発します。
しかも、これら3つの団の団長が、ワンダーランド王国の守り神「ドリクマ像」(上の写真右下参照)の耳を模した3つのストーンを奪い去ってしまうという事態に。
この緊急事態に、急きょ帰国の途に着くアタック・キングとチャンス・クイーン。
そして始まる、4年に1度の祭典「ドリカムワンダーランド」!


王国の近衛隊長がアタック・キングとチャンス・クイーンに帰還を求めるところから始まったライブ。
国を構成する「LOVE島」「TEARS島」「LIFE島」の3つの島を模したステージが三方に、そしてその中央の大きなステージが2人の王の住まうワンダーランド城。
そのメインステージの上には大きなドリクマ像があり、マサさんと美和さんはなんとそのドリクマ像の中から登場しました。
私の席はスタンド上段の後方で、いわゆる「天井席」に近いところだったのですが、ほぼ同じ高さの場所に登場した2人にびっくりすると同時に一気にテンションが上がりました。
そしていきなりの、美和さんのフライング!
時に水平になったり、くるりと回ってみせたりしながら広いドーム内の宙を舞う美和さんは、真っ白いドレスを着ていることもあって、まるで雪の精のよう。
しかもその飛んでいる状態でしっかり歌も歌うのですからすごいとしか言いようがありません。
セトリ冒頭は冬のワンダーランドらしく、「雪のクリスマス」から「もしも雪なら」まで怒涛のウインターソング5連発。
その間に美和さんはステージへ着地。
マサさんはしばらくステージ上方に留まって演奏していたので、どうするのかな?と思っていたら、やがてワイヤーで吊られてゆっくりとステージへ降りていきました。
マサさんは美和さんとは違って高いところが苦手と聞いていたので、美和さんのようなフライングではないものの、高いところから降りるという演出があったことに驚きました。


「くどさ80%増し」(by美和さん) のマサさんのMCから「愛がたどりつく場所」へ、そして「LOVE LOVE LOVE」ではもちろん会場が一体となって大合唱。
「Ring!Ring!Ring!」では歌詞の内容に合わせて赤い自転車が登場しました。
しかも美和さんが乗ったその自転車が、またもや宙を飛ぶのです。
映画「E.T.」を髣髴とさせる空飛ぶ自転車をこぎながら、美和さんがアリーナ席に向けて撒いていたキラキラ(銀テープ?)がとてもきれいでした。
「空を読む」の後、客席からの歓声に応えながらステージを歩いていた美和さんが、次の「きみにしか聞こえない」の歌に入り損ねて、慌てて「空を読む」が終わったところからやり直すというライブならではのハプニングもありました。
笑顔の行方」では「ドリーズ・ブート・キャンプ」なる振付けを全員で、さらに「朝がまた来る」では会場を2つに分けてコーラスで盛り上がりました。
「未来予想図」では美和さんのドレスが高く高く上空へ伸びていき、小林幸子さんばりの巨大衣装になってそのまま場内を1周して度肝を抜かれました。
しかもそのドレスのスカート部分はアリーナ席の真上を通っていたので、アリーナの人たちからはどんな光景(スカートの中!?)が見えていたのか気になるところです。


今回のワンダーランドには、あのEarth, Wind & Fireでドラムを叩いていたソニー・エモリー氏がサポートミュージシャンとして参加しており、彼のドラムソロが聴ける場面がありました。
しかも私の席から見やすい場所で叩いてくれたので、その素晴らしいプレイを堪能することができました。
力強いビートに会場の熱気がさらに高まると、そこからのセットリストは人気投票上位の鉄板曲の連続で一気にクライマックスへ。
「決戦は金曜日」「大阪LOVER」「うれしい!たのしい!大好き!」の流れは盛り上がらないわけがなく、座って観る人が多い(高い場所なので立つとちょっと怖いのです…)スタンド上段も総立ちで大盛り上がりでした。
本編ラスト、そして人気投票第1位の「何度でも」の大合唱には胸がいっぱいになりました。
歌い終えた美和さんが、力を出し尽くしたアスリートのように肩で大きく息をしていたのがとても印象的でした。
宙を飛んだり、ダンスしたり、走ったりしながら、それでも最後まで声量が落ちることなく全力で歌いきった美和さんの、「歌姫」という言葉がぴったりの力強いボーカルは圧巻の一言です。


アンコールでは3人の団長に奪われたドリクマ像の3つのストーンが像に戻されたのですが……、あれれ、よく見ると「D」と「T」が逆の位置にはめ込まれたような?
そのまま「あの夏の花火」で小規模ながら冬の花火が会場内に上がり、「AGAIN」「またね」でアンコール終了となりました。
美和さんとマサさんが「よいお年を~!!」と挨拶をしてステージから降りていき……ん?ドリクマ像が??
――と、最後の最後にしっかり来年につながる伏線を残して2015年のワンダーランドは幕を下ろしました。


初めてのワンダーランドは、とても楽しく、とても感動的な、素晴らしいライブでした。
単なる音楽ライブを超えた、「史上最強の移動遊園地」のキャッチコピーにふさわしいエンターテインメントだったと思います。
自分が投票した曲(「何度でも」「大阪LOVER」「サンキュ.」「晴れたらいいね」)はもちろん、投票はしなかったけど大好きな「WINTER SONG」「琥珀の月」「朝がまた来る」「さぁ鐘を鳴らせ」「その先へ」も聴けて、感激しっぱなしの3時間でした。
美和さんの年齢を感じさせないパワフルさと可愛さ、そして噛みまくりMCで笑わせてくれたマサさんの面白さ。
この2人のコンビネーションが生み出すドリカムの魅力を満喫できました。
またぜひ次のワンダーランドにも参加したい!と思いましたが、その前にまずは来年のアレ、ですね。
ワンダーランド王国の物語を、最後まで見届けられたらいいなと思います。
王国の国民のひとりになれて幸せでした。
ありがとうございました!!