tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

MY BEST BOOKS OF THE YEAR 2012

今年も最後のブログは毎年恒例のこの記事をお送りします。
今年私が読んだ小説53作品の中から特によかった10作品を選びました。
いつもの通り順番は読了順、作家さん名は敬称略で失礼します。
書名をクリックすると、私の感想をお読みいただけます。


こうして並べてみると、青春小説にミステリに歴史小説にラブコメにファンタジーと、かなりジャンルがばらけていて、今年もいろんな味わいの本を読めたなぁと思います。
が、その一方で、今年は10作品を選ぶ際にあまり迷うことなくすんなりと決まりました。
例年はあれもよかった、これもよかったとさんざん迷いながら選んでいるので、要するに今年は「すごくよかった」と思える作品が少なかったということです。
それなりにどの本も楽しんで読んだのですが、作品世界にどっぷり浸って夢中で読んだり、読み終わった後もしばらく余韻が抜けなかったり、感動して頭が痛くなるほど泣いたり…そういう本との出会いは少なかったかな。
来年こそは、人生や価値観すら変えてしまうような(?)、心揺さぶられる運命の1冊との出会いに期待したいものです。


今年も私の駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
来年も本好きのみなさんが、たくさん面白い本を読めますように。
よいお年をお迎えくださいませ。