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tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

KOBUKURO LIVE TOUR 2016 "TIMELESS WORLD" @ひめぎんホール (10/8)

MUSIC

*演出に関するネタバレあります。曲目については、MCレポの中で1曲だけ曲名バレあり。


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先月の大阪城ホール公演に続いて、愛媛県松山市ひめぎんホールでの公演に遠征参加してきました。
8月末に始まったこのツアーはひめぎんホールで11公演目。
それまでの10公演はすべてアリーナ規模の会場だったのですが、ひめぎんホールはホール (会館) です。
今ツアー最初のホール公演となったライブは、「ホール最高!!」の一言に尽きました。


まず、とにかくステージと客席との距離が近い。
座席に着いた私の第一声、「近っ!!」
開演後最初のMCでのコブクロふたりの第一声も、「近っ!!」
1列目のお客さんは手を伸ばせばステージに手が届く距離ですし、あまりに近すぎて黒田さんは曲中に1列目のお客さんとハイタッチしたり普通に会話したりしているくらいでした。
私は今回1階席10列目でしたが、今までで一番前の席だった長居陸上競技場のアリーナ2列目よりずっと近く感じました。
というのも、ステージの位置がスタジアムのような大きな会場のように高くなく、かなり低いのです。
それはつまり、見上げることなく楽にふたりの全身がよく見えるということで、小渕さんの顔を流れる汗や、黒田さんのサングラスの奥の目も肉眼で見えちゃうという驚異の近さ。
ホールというよりライブハウスに来たのではないかと錯覚するほどで、コブクロの歌はもちろんのこと、バンドメンバーさんひとりひとりの演奏もダイレクトに感じられるという贅沢な体験ができました。


そして、ホールはやはり音響が素晴らしい。
あれだけステージが近かったにも関わらず、3時間強のライブが終わった後も、耳が痛くなるようなことはなく、全く疲れていませんでした。
一音一音がクリアで、バラードはもちろんアップテンポな曲でも歌詞がしっかり聞き取れるし、聴きづらいと感じたところは一切ありませんでした。
そんな恵まれた環境で聴く今回のセットリストは本当に最高です。
この日のコブクロはふたりとも調子がよかった (特に小渕さんは高音やロングトーンの伸びが素晴らしかったです) と思いますが、雑念の入る余地もなくコブクロの音楽の世界にどっぷり浸れて、とても気持ちがよかったです。


もう一つ、これはホールというより小さな会場だからかもしれませんが、客席の一体感がすごい。
ひめぎんホールは5階席まであるという縦に長いホールで、小渕さんが「市営住宅みたい」などと言われていましたが、本当に同じ集合住宅に住むご近所さんみたいな感じがしました。
ライブ中には全員で歌う場面がいくつかありますが、なんとなく中学や高校時代の合唱コンクールを思い出してしまうほど、みんなで心と息をひとつに合わせて歌っている感が強く、とても楽しかったです。
ひめぎんホールはキャパ3000人とのことでしたが、これくらいの人数が歌声も合わせやすくてちょうどいいのかもしれません。
振付けもきれいに揃いやすいので気持ちいいですね。
きっとコブクロもステージからこの一体感を楽しんでくれていただろうと思います。


もちろん小さな会場は演出に関しては限界もあり、コブクロの登場シーンは簡略化されていましたし、会場内を映すカメラを入れるスペースがないのでビジョンにコブクロやバンドメンバーがアップで映るようなこともなく (なので後方の席からはふたりの表情は分からなかったと思います)、サブステージも花道もありません。
ステージと客席の間にほとんどスペースがないので、今ツアーで導入された炎の演出もなく、代わりにスモークを噴出させてそこにオレンジ色のライトを当てて炎に見せかけるという工夫がなされていました。
大阪城ホール公演の感想で「シンプルなライブ」と書きましたが、このひめぎんホール公演はさらにシンプルになったと思います。
でも、派手な演出なんてなくても、コブクロは歌だけで十分勝負できるアーティストですし、コブクロの良さが存分に引き出されていました。


会場の規模に関係ない変化としては、ある曲の振付けが少し変わっていたとか、ある曲のバックの映像が変わっていたとか、銀テープの発射タイミングが変わったとか、ある曲で使われていた効果音がなくなったとか、こまごまといろいろありましたが、一番印象に残ったのは小渕さんのMCでした。
アンコールでの最後のMCで、大阪城ホールでは「10年後どうなっているか分かりませんが、僕は10年後も黒田と一緒に歌っていたいし黒田も同じように思ってくれていると思う」と言っていたのが、今回は「また10年後に同じ会場でTIMELESS WORLDツアーを振り返るようなツアーをやりたい」とかなり具体的な話になっていました。
この1か月の間に、具体的なビジョンが描けるような変化が何かあったのかな。
だとしたらとてもうれしいし、10年後もその先も、コブクロが歌い続けてくれるなら私も聴き続けていたいと強く思いました。


歌や演奏はもちろんのこと、会場限定くじのステッカーや銀テープもゲットできてとても満足できました。
思い切って遠征してみてよかった。
次は12月に京セラドームでのセミファイナル・ファイナルに参加予定なので、曲目に関する感想はその時に書きたいと思います。
では、最後におまけのMCレポをどうぞ~。


【もちろんジョークです】
小渕さん (以下「コブ」):先は長いのでどうぞゆっくり座ってください。
客席みんな着席。
黒田さんもその場に座り込む (笑)
コブ:歌う人は立ってくださ~い!
黒田さん (以下「クロ」):(小さい声で) 小渕にだけは言っとこかなて思ったんやけど、心配させたらあかんからさぁ、もう最後までお口チャックしとこうと思ったんやけど…。
コブ:なんやねん「お口チャック」って!小学1年生の担任かお前は。で、どうした?何があった?
クロ:昨日愛媛に入ってね、ホテルでお風呂入ろうと思ってドア開けたらガンって足ぶつけてくるぶし取れてん!
コブ:くるぶし取れたって、人体には取り外しできるとこなんかないですよ。そんなペットボトルのふた落としたみたいに言わんといてくれる?
クロ:いやほんまにくるぶし取れたんやって。新しいくるぶし買わなあかん。でも東京なら売ってるかもしれへんけど愛媛に売ってるかな~。僕靴も31センチでアメリカから買ったりしてるからね。31センチの人用のくるぶしあるかな?
コブ:インターネットやったら売ってるんちゃうの?楽天で探したら?
クロ:明日楽屋にくるぶし届いたりして。
大爆笑の客席に満足そうな黒田さん。
クロ:ドアに足ぶつけた時「やった、これで明日笑い取れる!」って思ってん♪
コブ:お前そんなこと考えんの!?俺やったら足ぶつけて痛~!で終わるわ。


【わだかまり】
クロ:僕は小渕さんにわだかまりがあるんですよ。2人でやってたらどっちかが折れなどうにもならんからね、僕が折れたんですよ。
コブ:え、何??
クロ:お前この前の名古屋の時の「Flag」のイントロもっかいやってみい!
小渕さん、1週間前の名古屋公演で「Flag」のイントロにアドリブでアレンジを加えたためにイントロの長さが変わってしまい、黒田さんはどこで歌い出せばいいのかとても困ったのだそうです。
クロ:名古屋は9000人もお客さんおったのにその前で俺に恥をかかせやがって!
コブ:だって俺はどこからでも入れるもん。
クロ:勝手にイントロの尺変えるな!俺はこの1週間ずっとお前から「ごめん」ってメール来るの待ってたんやで。ドコモに電話したもん、「すいません、小渕からメールが来てるはずなんですけど届かないんです、そんな宅配便みたいなことあるんですかね」って。
コブ:ほんまに悪いと思ってたらメールじゃなくて電話するよ。
クロ:悪いと思ってへんのかい!!それでわだかまりがあってもやもやしてたから昨日ドアに足ぶつけたんや!


【来年のツアー予告】
コブ:アンコールどうもありがとう!!
あと2曲残っているのにすでに帰りたそうな黒田さん (笑)
コブ:ほら黒田くんまだ歌うよ!さっきくるぶしも新しいのつけてたしもう大丈夫でしょ。
クロ:いや俺はやっぱりFlagのイントロが納得いかん。
コブ:みなさん、来年のツアーまでには黒田がどんなイントロでもFlag歌えるようにしときますからね。
そう言って小渕さんがギターでMillion Filmsのイントロを奏でると歌い出す黒田さん。
クロ:歪んだアスファルト~♪
コブ:音程が違う!
続いて風のイントロ。
クロ:歪んだアスファルト~♪
コブ:メロディーが違う!
最後にYELLのイントロ。
クロ:歪んだコンクリート~♪
コブ:歌詞が違う!…というふうに来年はいろんなイントロでFlagを歌うっていうツアーをやります。
クロ:どんなツアーや。


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