2015年もあっという間に終わろうとしています。
今年もおかげさまでたくさん面白い本と出会えました。
ということで恒例の私的ベスト10をここに発表して、年末のご挨拶に代えさせていただきます。
実は今月読んでまだ感想記事を書けていない作品が3タイトルあるのですが、間に合わないので新年が明けてから追々アップするとして、先に総括をしてしまうことにします(^^;)
今年読了した本(小説のみ)は、上記の3タイトルも含めて全56作品でした。
いつも通り作家名敬称略、私が読了した順、タイトルは私の感想記事にリンクしています。
- 『天空の蜂』 東野圭吾
- 『ロシア幽霊軍艦事件 名探偵 御手洗潔』 島田荘司
- 『想像ラジオ』 いとうせいこう
- 『64 (ロクヨン)』 横山秀夫
- 『舟を編む』 三浦しをん
- 『新月譚』 貫井徳郎
- 『わたしをみつけて』 中脇初枝
- 『大きな音が聞こえるか』 坂木司
- 『とにかくうちに帰ります』 津村記久子
- 『友罪』 薬丸岳
古い作品から最近の文庫新刊まで、なかなか幅広いラインナップになりました。
ジャンルもけっこうバラバラですね。
今年は『ロシア幽霊軍艦事件』をきっかけに、再び「御手洗潔」シリーズの魅力に目覚めました。
他にも、ベスト10には入らないまでも、ミステリの面白さを改めて教えてくれる作品との出会いがいくつかあったのが今年の収穫です。
もともとミステリは好きですが、今後もたくさん読んでいきたいと思います。
『舟を編む』や『とにかくうちに帰ります』などのお仕事小説も、読んだものすべてから「自分も頑張ろう」という力をもらいました。
『64』や『新月譚』『友罪』といった、読み応えたっぷりの長編はやっぱり大好物です。
短編集も嫌いではないけど、分厚い長編を読み始める時のワクワク感に敵うものはありません。
自分の読書で最近気になっているのは、本を読んで泣くということが少なくなってきたなぁということです。
年齢のせいなのか、単に質の高い感動ものに出会えていないだけなのか分かりませんが、久しぶりに本を読んで感動で大泣きしたいという気持ちもあります。
来年はぜひそんな作品と出会いたいと思います。
最後になりますが、2015年も拙文を読んでいただきありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。