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tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

『MIX (6)』あだち充


明青学園VS元須見工!因縁の対決ついに!
初めての夏予選を戦う立花兄弟&新生明青野球部。
緒戦の相手は何と元須見工の健丈高校!!
宿命の対決の火蓋が今、切られる!!

この巻はなんだかこれからのストーリーの方向性を形作るための種まきをしているような感じがしました。


まず、立花兄弟の親世代が在籍していた頃の明青野球部に何があったのかがようやく明らかになります。
とは言え、すべてが明らかになったわけではなく、必要最低限の情報だけを出したのではないかという印象を受けました。
これが伏線になって後々のストーリーに絡んでくるのではないかと期待しています。
『タッチ』ファンとしては『タッチ』の最終回の後、明青学園でどんなことがあったのかという、「あの物語の続き」が少しずつ明らかになっていく感じがたまりませんね。
ちょっとじらされている感じがしなくもないですが、この『タッチ』の続きの物語と、現在の明青野球部の物語とがどうつながっていくのか、とても楽しみです。


そして、6巻後半ではいよいよ夏の地区予選が始まります。
1年生ながら期待の新入部員である立花兄弟。
そして1回戦の相手はいきなりの名門校、須見工から校名変更した健丈高校です。
須見工と言えば『タッチ』でタッちゃんが最後に対戦した新田君擁する強豪校。
けれども現在は明青同様低迷中。
とは言え今年はチーム立て直しを目指して、かなり強化されている模様。
立花兄弟の本格的デビュー戦の対戦相手にいきなり元須見工を出してくるとは、あだち先生やるなぁ、という感じですが、この試合の盛り上がりはまだまだこれから、次巻に持ち越しですね。


今回はラブコメ色薄めで、野球色が濃く、盛り上がってきました。
明青野球部の甲子園への道のりがどのようなものになるのか、期待して次巻を待ちたいと思います。