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tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

KOBUKURO LIVE TOUR 2014 "陽だまりの道" @京セラドーム大阪 (7/19・20)

5月から始まったコブクロのライブツアー、ついに完結!
締めくくりとなった京セラドーム大阪でのセミファイナル&ファイナル公演に参加してきました。
今回はネタバレ解禁ということで、6月に参加した大阪城ホール(2日目)公演の分も含めて、演奏楽曲についての感想を中心に書きたいと思います。


今回のツアーは個人的にセットリストが過去最高に好みでした。
だからいつもは載せないセトリを載せちゃいます(笑)


【KOBUKURO LIVE TOUR 2014 "陽だまりの道" SET LIST】
1. サイ(レ)ン
2. 君という名の翼
3. ストリートのテーマ
4. 六等星
5. 君への主題歌
6. 流星
7. 大樹の影
8. BEST FRIEND
9. 風
10. Saturday
11. 今、咲き誇る花たちよ
12. ダイヤモンド(城ホール2日目&京セラドーム1日目) / 時の足音(京セラドーム2日目)
13. 陽だまりの道
14. 太陽
15. SPLASH
16. Moon Light Party!
17. 神風
EN1. One Song From Two Hearts
EN2. あの太陽が、この世界を照らし続けるように。


こうして並べてみると、太陽とか星とか月とか、天体系の歌が多いですね。
「陽だまりの道」というツアータイトルから、なんとなく今回のツアーは優しい感じになるのかな、などと想像していました。
が、ふたを開けてみると、その予想はいい意味で裏切られ、優しさ以上に力強さを感じさせるものでした。
「陽だまりの道」は「日常の中にある、ささやかな幸せを大事にしていこう」といったようなメッセージを持つ曲で、特別じゃない、本当に普通の人々の人生にそっと寄り添うような歌です。
そんな曲の近くに「今、咲き誇る花たちよ」や「ダイヤモンド」のような、アスリートに向けた応援歌が並んでいるのですが、これが全く違和感がないのが面白いなと思いました。
平凡な一般人であっても、戦いの世界に身を置く人であっても、誰が相手であろうとコブクロが送るメッセージは本質的に同じなのだと思います。
うれしいことも楽しいことも、苦しいことも辛いこともある。
成功も失敗も、勝利も敗北もある。
いろいろあるのが人生であり勝負の世界であるけれど、自分が納得できるようにベストを尽くせれば、それでいい…と。
メッセージに一貫性があって全くぶれがないから、歌詞の内容が優しくても、それ以上に力強いものとして伝わってくるのだと思います。


ただ、セトリがいかに自分好みであっても、メッセージ性の強い楽曲が並んでいても、もしコブクロのふたりの歌声の力がなかったら、当然のことながら魅力は半減です。
今回のツアーでのふたりの歌声は本当に素晴らしく、今までになく心を揺さぶられました。
大阪城ホール2日目でもすでにすごいなと感じていたのですが、ドーム初日はさらにパワーを増していて、ファイナルはさらに素晴らしかったです。
特に小渕さんはもしかして1公演ごとにどんどんよくなっていっていたのではないでしょうか。
城ホールの感想に「完全に復活どころか、新しい進化が始まったんじゃないか」と書きましたが、その推測はうれしいことに間違っていませんでした。
セミファイナルの小渕さんの歌声は、高音が裏声ではなく地声のままでしっかり出ていて、ロングトーンも驚くほど長く美しく伸びていて、今まで聴いた中で一番よかったです。
ファイナルはそんな小渕さんの進化した歌声に、黒田さんが「魂を削るような」(小渕さん談)熱唱で応えてくれ、過去最高のハーモニーを堪能できました。
だからこそいつも以上に歌詞の内容が心に響いたファイナル公演。
「君への主題歌」でヤバいなと思い始め、「大樹の影」でぐっと来て、「陽だまりの道」で視界が潤みました。
周りも泣いている方が多かったように思いました。


♪違う気がするんです♪というフレーズが印象的でインパクトがあった「サイ(レ)ン」、切なく心に沁みた「流星」「風」、女性視点の歌詞でありながら大人の男の色気を感じた「Saturday」。
「ストリートのテーマ」と「Moon Light Party!」のコール&レスポンスはとても楽しく、「神風」では小渕さんが長い花道を全力疾走して会場の隅々まで歌声を届けてくれました。
久々に聴けた「時の足音」は、活動休止を経た今、ふたりが乗り越えてきた長く険しい道のりと、ファンが時にハラハラしながら見守ってきた日々を想って感慨に浸りました。
「One Song From Two Hearts」は昨年のライブの時以上にふたりの復活を実感させてくれ、強い喜びを感じました。
ふたりが一番つらく苦しかっただろう時期の曲だけに、今後当分の間は聴けないのではないかと思っていた「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」を歌ってくれたこと、黒田さんが持てるすべての力を振り絞って、全身を使って歌ってくれたこと、本当にうれしかったです。
参加した3公演とも、最後は満足感で本当にうれしそうな笑顔の小渕さんと、エネルギーを使い果たして精根尽き果てた感じの黒田さんとの対比が印象的でした。


一貫して変わらない強い想いと信念、そしてそれらを余すことなく伝える歌唱と演奏、同じ夢に向かって歩み続けるふたりの固い絆。
「これが今のコブクロです」「こんな二人組はコブクロしかいません」と、誇らしげに言い切った小渕さんの満足げな表情と、最後の曲を歌い終わった後のふたりのハイタッチを見て、ふたりにとっても心から納得できる、会心の出来のツアーになったんだなと確信できました。
鳴り止まない拍手に「し・あ・わ・せ」と言ってくれた小渕さん、こちらこそたくさんの幸せをもらったツアーでした。
小渕さん、黒田さん、バンドメンバー&ストリングスのみなさん、スタッフのみなさん、ライブ参加者のみなさんに、最大級の感謝を。
ありがとうございました!!!




☆おまけ☆
ネタバレ回避のため大阪城ホール2日目の感想では書けなかった小ネタと、セミファイナルのMC内容を少しだけ。
ファイナルのMCはリリース予定のDVDでお楽しみくださいませ。


♪「陽だまりの道」での小渕さんのパート「偶然と奇跡の結晶」の部分をラップぽく歌って、「俺らラップもいけるんちゃう!?」とご満悦だったふたり…。そのうち本当にラップ曲が発表されたりして(^^;) (城ホ2日目)


♪「Moon Light Party!」では「HEY!」の振付けをスタッフさんが説明する画像がビジョンに出るのですが、城ホ2日目は黒田さんが自分の写真にすり替えていました。逆立ちしている写真に「193センチの逆立ちはけっこう大変」とか言ってました(笑)


♪ファイナルでも少し触れられていましたが、黒田さんは学生時代にホノルルマラソンに出たことがあるそうです。普段マラソンシューズなんて履く機会ないし…と思って当時はやっていたエアジョーダンのバッシュを買ってマラソンに出たところ、ハイカットの靴なのでくるぶしにあたって皮がべろ~んとむけたそうです。「俺のくるぶしなくなった~!(泣)」くるぶしなくなるわ、足の爪はがれるわで大変なことになりながら、8時間30分かかって完走したそうですが、それ以来二度とマラソンは走らないと決めたそうです(^^;)靴は大事やで~という話でした。 (セミファイナル)