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tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field- @長居陸上競技場

9月18日に行われた、Mr.Childrenスタジアムツアー長居公演初日に参加しました。
今回は先行予約ではチケットが取れず、ギリギリまで粘ってなんとか当日券引換券の抽選に当選、ライブ前日の夜遅くにようやく参戦が決まったという、運がいいのか悪いのかよく分からない状況でした。
でもやっぱりミスチルのライブはすごかった!
なんとか参加できて本当によかったという思いでいっぱいです。


今回の座席はスタンド中段でしたが、ステージ真正面で、何もさえぎるものなくまっすぐ視線の前方に桜井さんがいるという、なかなかの場所でした。
野外ライブなので空の色の移り変わりも美しく、5万人の観衆の熱気の中、時折吹く心地よい風を感じながら、ライブ全体を身体のすべてで受け止め、楽しむことができました。


そんな素晴らしい場所で「かぞえうた」のフレーズから始まったライブは、新旧バランスよく選曲され、個人的に好きでずっと生で聴きたいと思っていた曲が次々に演奏されたので、ライブの最初から最後まで興奮しっぱなしでした。
いくつか、特に印象に残った箇所を挙げてみます。


まずは、5曲目の「I'm talking about Lovin'」。
ラストのコール&レスポンスがとても楽しかったです。
そして、いつまで続くのかな~と思い始めたところで、桜井さんが歌い始めた「♪いつの日もこの胸に流れてるメロディー♪」のフレーズ。
6曲目の「innocent world」への繋ぎ方に、背筋がゾクゾクするほど感動しました。
もちろん全員で大合唱になったこの曲。
やっぱりライブには欠かせない名曲だと思います。
盛り上がりすぎたのか、この曲が終わった時には汗びっしょりになっていました。


そして「Replay」「君が好き」と続いた後のMCでメンバー紹介をした後、桜井さんがいきなり「みなさんちょっと座ってください」と言い出しました。
内心「コブクロライブみたいなこと言うな~」と思いながら座ると(ちなみに桜井さんはその間に靴ひもを結び直していました)、「東北でライブができることになったので、お土産を持って行きたいと考えている」と。
そのお土産とは、日本全国からの元気を届けるビデオレター。
ミスチルがこのスタジアムツアーでまわった各地で「元気のリレー」をビデオに撮影し、最終の東北公演で流すというものでした。
「種から芽が出て、伸びて花が咲く様子を身体を使って表現してください、それをスタンドの端からアリーナまで順にリレーしていきます」…要するにウェーブですね。
5万人のウェーブを、桜井さん自らビデオカメラを構えて撮影してくれました。
東北支援の意味合いを込めたライブに、全国のファンも参加させてくれるなんて、なんて素敵な企画だろうとうれしくなりました。
東北に届ける元気の種の一粒になれたことに、心から感謝です。


その後、「Mr.Childrenは来年デビュー20周年を迎えます!」というMCがあり、「今までに発表した曲の中の1曲でもいいからみんなの心に寄り添う曲があればいいなと思う」と言って歌われたのが「Mirror」。
大好きな曲なので本当にうれしかった。
「♪あなたが誰で何の為に生きてるか その謎が早く解けるように 鏡となり 傍に立ち あなたを映し続けよう そう願う今日この頃です♪」
一番最後のこの歌詞が、いつも心に響きます。
生で聴けたことで、ますます好きになりました。


それから後は本編終了まで一気に畳み掛けるように名曲が次々に演奏されました。
空も暗くなって照明の色が美しく映えるようになり、スクリーンの映像による演出にも思わず見入ってしまいました。
「365日」の入りの前にいろいろな数字が出てくるあの演出はもう定番化したのでしょうか?
今回はあくまでさりげなくではありますが、少し反原発のメッセージが込められていたように感じました。
確か他の曲で(どの曲だったか忘れましたが)風車の映像も出てきたし、「Everything is made from a dream」の選曲もなんとなく原子力発電のことを意識しているのかなと思いました。
声高に主張するのではなく、あくまでもさりげなく社会的なメッセージを伝えてくるのがミスチルらしいですね。


本編最後は「HERO」「擬態」「エソラ」と来てとても盛り上がりましたが、アンコールはもっとすごかった。
もう圧巻としか言いようのない最高のアンコールでした。
まずは「fanfare」で大いに盛り上げ、その勢いのまま「星になれたら」をみんなで大合唱。
「星になれたら」も大好きな曲で、いつかライブで聴けたらいいなと思っていたので、もうイントロの時点で大感動。
サビの「♪さようなら 会えなくなるけど さみしくなんかないよ そのうちきっと 大きな声で 笑える日が来るから♪」は、胸がいっぱいで声が出ず歌えませんでした。
感動に震えたまま、次の曲は「Tomorrow never knows」でこれまた聴きたかった曲!
周りでもイントロが流れた瞬間「おお~~!!」という大きなどよめきが起こりました。
アンコールは通常3曲くらいなので、これで終わりかな?と思ったら「かぞえうた」が始まり、なるほど「かぞえうた」に始まり「かぞえうた」で終わるのね、復興支援ライブだもんね、と感心していたら。
…あれ、まだ終わらない?
桜井さんが「最後にこの曲を」と言って、始まったのは「終わりなき旅」!
いつも以上に桜井さんの想いが強く伝わってくる、素晴らしい歌声でした。


個人的に聴きたかった曲満載で、今まで参加したミスチルライブの中で一番心に響き、一番印象に残ったライブでした。
東北へ送る元気のリレーに参加させてもらって本当にうれしかったのですが、むしろ私自身がたくさんの元気をもらえました。
「つらいこともあるけど大丈夫だよ!」とメンバーたちが言ってくれているような気がしました。
またミスチルに背中を押してもらって、これからも自分なりのペースで歩いていけそうです。
ミスチルがいてくれてよかった。
本当にありがとう。
どうかまた会えますように…。