tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

SPITZ Jamboree Tour 2011 "とげまリーナ" ファイナル@大阪城ホール

!ライブレポ…というより単なる個人的な感想です。
!後半からネタバレあり(ネタバレ前に警告します)のため、ホールツアーの振替公演参加予定の方はご注意ください。


7/15のスピッツアリーナツアー最終公演に参加しました!
アリーナクラスの大きな会場でもスピッツスピッツ
マサムネさんの澄んだ歌声、熱い演奏、名曲だらけのセットリスト、ゆるゆるMC…。
全てが素晴らしくて最高のライブでした。


震災後、体調を崩していた時期もあったマサムネさんですが、もうすっかり元気そうで、歌声も絶好調で安心しました。
今回でスピッツのライブは3回目の参加でしたが、今まで聴いたことがないほどに高音がきれいに伸びていて、すっかり聴き惚れてしまいました。
マサムネさんの歌声には何か癒しの成分が含まれているような気がする…それぐらい、聴いていてとても気持ちのいい声でした。
その素晴らしい声で歌われる、新旧の名曲の数々。
個人的にライブで聴いてみたいと思っていた大好きな曲も歌ってくれて、とても満足しました。


MCはいつも通りゆるゆる、ぐだぐだ。
コブクロのお笑いライブ並みの爆笑MCも大好きだけど、スピッツのこのゆる〜いMCもゆる〜く笑えてとても楽しくて好きです。
特に今回はマサムネさんのマイペースぶりが面白かったなぁ。
MCで話が途切れて、お客さんが次の言葉を待ってシーンと静まり返ったタイミングで、後ろを向いて飲み物を飲みに行くマサムネさん。
すかさずリーダー(ベースの田村さん)から「今このタイミングで後ろに行く!?」と突っ込まれていました。
次の曲の紹介のときに、「最新アルバム『とげまる』から『○○○○』(曲名)です」と言おうとして、「最新アルバム『○○○○』…」とアルバム名と曲名がひっくり返ってしまった事件も起きました(笑)
そして、尼崎のギター工房で作ってもらったという黄色いエレキギターを「ギュイーン」とかっこよく鳴らして観客を沸かせた後、「次の曲はアコギです」と言って観客を脱力させたりもしていました。
こんなマイペースなマサムネさんが大好きです♪


今年はデビュー20周年のメモリアルイヤー。
ちなみに結成からは24年だと言っていました。
長く一緒にやっているからこそメンバー同志ぴったりと息が合っていて、しっかりとした安定感があるのがこのバンドの魅力の一つだと思います。
この先もずっと長く活動を続けていってほしいです。


さて、この先はセットリストこそ出していないものの、曲名出しまくりのネタバレ満載モードになりますのでご注意ください。












今回のセットリストは個人的に好きな曲、聴きたかった曲がたくさん入っていて、とても満足でした。
最新アルバム「とげまる」を引っさげてのツアーとは言え、デビュー20周年のツアーにふさわしい内容だったと思います。
「冷たい頬」「猫になりたい」「ヒバリのこころ」「空も飛べるはず」は一度はライブで聴いてみたいと思っていた曲だったのでとてもうれしかったです。
「俺のすべて」「鳥になって(インディーズバージョン)」「ナナへの気持ち」「ガーベラ」「田舎の生活」「トンガリ'95」「海とピンク」は予想外でうれしくってテンション上がりまくりでもう大変でした(^_^;)
「ロビンソン」のサビの高音の美しさには感動しました。
最初から最後まで、声が嗄れるようなこともなく、ずっと同じようにきれいに高音が出続けるというのはすごいですね。
なかなか他にこんなボーカリストはいないと思います。
ライブに欠かせない盛り上げ曲も全部よかった。
「けもの道」の歌詞替えで「大阪の夕日〜」と歌ってくれるのはやっぱりうれしいです。


ライブ時間はきっかり2時間半だったのですが、もっともっと長い時間が経ったような気がしていたので、意外な短さに驚きました。
それぐらい、曲数も多かったしMCもたっぷりで中身の詰まったライブでした。
やっぱりライブは楽しいなぁ。
またぜひ参加したいと思います。
素敵な時間をありがとうございました!