tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

KOBUKURO LIVE TOUR 2011 "あの太陽が、この世界を照らし続けるように。" @大阪城ホール(初日)

☆演奏曲に関するネタバレはありません。ライブの感想&MCレポです♪



コブクロのライブツアー2011、大阪城ホール初日(6/7)に参加しました。
今回は城ホールでは初めてのアリーナ!
後方でしたが、階段状になっているところの席でステージほぼ真正面(やや黒田さん寄り)だったので想像以上に見やすく、演出も含めライブ全体を思い切り楽しむことができました。


久々の新曲ツアーとのことで、どんなライブになるのか楽しみでしたが、小渕さんと黒田さんが初めて2人だけで決めたセットリスト、かなり前から考えたという演出、全てに今のコブクロの想いが強く感じられるライブだと思いました。
いろいろなメッセージが詰まっていたと思いますが、私が一番強く感じたのは「言葉の力」でした。


小渕さんがMCの中で話してくれたこととも重なるのですが、想いを言葉にして伝えていくことって大事だな、と思ったのです。
このツアーが始まるまでに(現在も、かもしれませんが)、文字通り言葉を失うような事態にたくさん直面した私たち。
でも、言葉を失ったまま立ちすくんでいてはいけないんですよね。
言葉にしなければ伝わらないことがあるから。
無力感も、葛藤も、きっとたくさんあっただろうけれど、それを乗り越えた言葉たちが歌詞となり、メロディーに乗って歌になる。
そしてそんな小渕さんの言葉を誰よりも雄弁に伝えてくれるのが黒田さんの声。
いつも以上にストレートな言葉と、圧巻のボーカルで、とてもメッセージ性の高いライブでした。


思えば私が最初にコブクロに惹かれたのは、小渕さんの優しい人柄がにじみ出た歌詞と、黒田さんの力強い歌声でした。
その後ライブに参加するようになって、他にもたくさんのコブクロの魅力を知ったけれど、最終的にはやっぱりこの2つに帰ってくるんだなぁと、なんだか自分のコブクロへの想いが原点に戻ったような気がしました。


ライブ会場の外で募っていた義援金のことに触れ、思わず涙した小渕さん。
いつも以上に熱のこもった、大迫力のボーカルで歌を届けてくれた黒田さん。
2人が伝えたいものと、ファンが伝えたいもの、両方が合わさって大きな想いとなって、届くべき人たちのところに届くツアーになってほしいなと思います。
次回は7月の大阪城ホール最終公演に参加しますが、その時までにどんなふうにライブが成長していくか、とても楽しみです。


以下、爆笑?MCレポを。
参加された方からの補足や訂正大歓迎です♪


【193センチのプリンセス】
冒頭の自己紹介。
小渕さん(以下「小」):「ギター&コーラスの小渕健太郎です!」
黒田さん(以下「黒」):「私がボーカルのプリンセス・トヨトミです」


【小渕会と黒田病】
最前列にいた2人のお客さんが、それぞれ「小渕会」「黒田病」と書かれたTシャツを着ていたのを2人でいじる。
小:「あなたは小渕会の会員なの?…で、あなたは黒田病にかかっていると」
黒:「なんか嫌やな〜黒のTシャツに『黒田病』て」
小:「こっちは会員証やけどそっちは保険証がいるもんな!」


【どこから来ましたか?】
小:「大阪から来た人〜!堺の人〜!泉北ニュータウンの人〜!晴美台の人〜!…そのうち黒田の家に着くやろ」
黒:「もうほとんど着いてるって…」
その後「京都!兵庫!」と順番に聞いて行き、「奈良!」のところで…
黒:「奈良って世界遺産いっぱいあるのに整備もせんとそのまんま置いてあるよな。あれはあかんわ。ちょっとは京都を見習え!」
なぜか奈良に厳しい黒田さんでした(笑)


【ハッピーバースデー】
なんとこの日は、デビュー前のコブクロのライブを見に来て「大阪城ホールが見えた!」という名言(?)を残したキョードー大阪のセッキーさんのお誕生日でした。
全員でハッピーバースデーを歌ってお祝い♪
セッキーさんご本人から真面目な御礼コメントの後…
黒:「みんなこれであんな真面目な人と思ったかもしれんけどな…小渕ちょっとあれやれや」
黒田さんに振られた小渕さんが、セッキーさんが打ち上げなどで披露するという宴会芸(フィンガーマジック…と言っても別に全然手品とかすごいものではない)をやって見せてくれました。
黒:「これ10分くらいやるんですよ。で、みんな総立ちになるからね」
ぜひ打ち上げの場に潜入して生で見てみたい♪


【役割分担♪】
最初の方に演奏されたある曲のイントロでいらんことしたやつがおる!とご立腹の黒田さん。
犯人は小渕さんと、ギターの福原さんで、2人でこそこそ相談してイントロにちょっとしたアレンジを加えていたそうです。
小:「ちょっと何か変えるたびにいちいち突っ込まれたら何にもでけへんやん!」
黒:「自由に遊ぶんは俺がやるんやからお前はきっちりやらなあかんやろうが!やーくーわーりーぶーんーたーん!!2人とも遊んだらめちゃくちゃになるやろうが!!」
このMCの一番面白かった部分はネタバレになるので書けないのが残念です(^_^;)


【小渕さん in 御堂筋】
ライブ前日は御堂筋をぶらぶらしていたという小渕さん。
小:「タクシーに乗って心斎橋のたこ焼き屋に行きまして」
黒:「さすが小渕さんくらいになるとタクシーでたこ焼き屋に乗り付けるんですね。ハリウッド俳優か!」
小:「タクシー降りたら『小渕さんですね』って、俺が何時に来るか分からんのにずっと待っててくれてた人がいてん!すごくない?」
黒:「俺はそういうのちょっと引くけどね」
小:「で、心斎橋から御堂筋を3時間ほどぶらぶらと…ドーナツ屋行ったりパン屋に行ったりしたのに、その間誰にも気付いてもらえんかった!もうこのままアー写にできるでってくらい小渕顔してたのに!」
小渕顔って…(笑)


【黒田さん in JAL】
大阪への移動はJALの飛行機だったという黒田さん。
機内でモンスターハンターをやっていたそうで、客席に「モンスターハンターやってる人〜?」と訊くも反応があまりありませんでした(笑)
黒:「大阪に着くまで1時間半くらいやけど1クエストくらいできるかなって思って…」
小:「何やって?さらっと『1クエスト』とか言われても誰も分からんで」
黒:「1クエストくらいできるかなって思って、飛行機が離陸した瞬間にPSPの電源入れて、でもうちょっとってところで着陸態勢に入ってCAさんににらまれて…。セーブ!セーブだけさせて〜〜〜〜!!!」
小:「この話で盛り上がってんの黒田だけやから」


【新曲誕生!?】
どういう流れだったか、いつものように(笑)ステージ上で寝転がった黒田さん。
「起き上がれ!」と言いに来た小渕さんに、
黒:「大阪城って…、意外と天井が高かったんだなって…」
小:「それええやん、それ黒田の新曲にしいや」
2人して「大阪城の天井は高かった♪」となぜかラップ調で歌い始める(笑)
そこにドラムの桜井さんが即興で合わせると…
黒:「ちょっとそのドラムは悪意があった!ドラムの人が謝るまで俺は絶対レコーディングせえへんからな!!」