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tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

ENGLISH JOURNAL 2011年3月号

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2011年 03月号 [雑誌]

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2011年 03月号 [雑誌]


3月号のインタビュー1組目はマイケル・ダグラスさん&オリバー・ストーンさん。
映画「ウォール・ストリート」の主演俳優と監督のコンビですね。
表紙の写真が渋くてかっこいいです。
映画に関するインタビューは、その映画の題材によって話の分かりやすさが全然違いますね。
今回は「ウォール・ストリート」…金融業界とか経済の話だったので、そちらの方面に疎い私にはかなり難しく感じるインタビューでした。
しかも2人とも話すスピードがとにかく速い…。
文の終わりに来ても途切れることなくどんどん次の文を発していくので、ついていくのが大変でした。
リスニング力もだいぶついてきたかと思ってたけど、やっぱり難易度が高くなるとまだまだ苦戦しますね。
まずは金融・経済関連の知識を得ることから始めるべきなのかもしれませんが。
ただ、2人ともこの映画に並々ならぬ情熱を注がれたのだなということが感じられて、そういう点では面白いインタビューではありました。


2人目は作家のエリザベス・ギルバートさん。
先月号でジュリア・ロバーツさんの主演映画「食べて、祈って、恋をして」のインタビューを聴きましたが、今度はこの作品の原作者のインタビューです。
「食べて、祈って、恋をして」は一応は小説の体裁を取っているようですが、中身はギルバートさん自身の「自分探しの旅」をつづったものなのだそうです。
この作品がヒットした理由を分析して、ギルバートさんは「今の30代から40代の女性はその上の世代にはなかった自由を得て、どう生きていったらいいか迷ってお手本を求める人が多いのではないか」と言われていました。
これは共感できる意見だなと思います。
確かに親の世代と今の30代〜40代の世代では、女性を取り巻く環境も価値観も全然違います。
女性の社会進出が叫ばれて、いろんな選択肢を選ぶことが可能になったけれど、反面選択肢が多すぎて迷ってしまうことも多々あると思うのです。
私自身もそうだから。
「食べて、祈って、恋をして」…ぜひ読んでみようと思いました。
原書に挑戦してみようかな?


3人目は元駐日インド大使のアフターブ・セットさん。
インド英語はくせが強く、なかなか聞き取れなくて苦手意識もあるのですが、セットさんの英語は長く日本に滞在されているせいか比較的分かりやすく、じっくり聴くことができました。
駐日インド大使を務めた後、現在はグローバル・インディアン・インターナショナルスクール東京の理事長をされているセットさん。
国際教育の現場を見ておられるだけに、英語を学ぶことの重要性についての話には非常に説得力を感じました。
中国が台頭する経済状況の中、中国語ではなく英語を学んだ方がよい理由は、中国人の英語学習意欲が強いからだと言われていましたが、確かに日本人が中国語を学んで中国語で中国人とやり取りするよりも、お互いに英語でやり取りした方が、国際ビジネスの場では効率がいいですね。
やり取りした内容を通訳や翻訳を介さず、そのまま欧米の人たちにも持っていけるのですから。
日本人は島国根性が抜けず内向きだと否定的なことも言われていましたが、日本は美しい国だし技術力も高い、と賞賛されてもいました。
どうも最近の日本は内向き志向というよりは自虐志向があるような気がしていましたが、世界から見ればまだまだ魅力はたくさんあるのだろうし、それを上手く売り出していく方法はあるはずなのだから、自国を否定して悲観的になる必要はないのかもしれないな、と思ったインタビューでした。