tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

「Mr.Children DOME TOUR 2009 〜SUPERMARKET FANTASY〜 IN TOKYO DOME」

Mr.Children DOME TOUR 2009 ~SUPERMARKET FANTASY~ IN TOKYO DOME [DVD]

Mr.Children DOME TOUR 2009 ~SUPERMARKET FANTASY~ IN TOKYO DOME [DVD]


【収録曲】
OPENING
M1. 声
M2. ラヴ コネクション
M3. Dance Dance Dance
M4. Worlds end
M5. HANABI
M6. ロードムービー
M7. 風と星とメビウスの輪
M8. ALIVE
M9. LOVEはじめました
M10. Monster
M11. ニシエヒガシエ
M12. CANDY
M13. Simple
M14. Drawing
M15. 彩り
M16. fanfare
M17. 箒星
M18. 名もなき詩
M19. エソラ
M20. 声
M21. 終わりなき旅
EN1. 365日
EN2. and I love you
EN3. GIFT

やっとミスチルのDVD全部観れました!
いえ、本編+特典映像+副音声で驚異の8時間越えのコブクロのDVDに比べれば短いな〜って感じなんですけどね(^_^;)
でもミスチルのDVDは短い分(?)画質はすごくきれいだと思います。


このドームツアーには、京セラドームでの公演に2日間参加しました。
そのときも感じたことをDVDで再体験。
とにかく前半のセットリストはパワフルですごいですね。
最初に桜井さんが花道の先端に登場し、スポットライトを浴びながらひとりで「声」の一部をアカペラで歌うところは鳥肌が立ちました。
後半は大ヒット曲も含めたポップチューンを、MCをほとんど入れることなく畳み掛けるように次々演奏。
結成20周年のドームツアーということで、ベスト的な選曲になるだろうという大方の予想を見事に裏切って、ファン好みのマニアックな曲も取り込んで非常に意欲的で挑戦的なセットリストになっていると思います。
個人的にはやっぱり「ALIVE」と「終わりなき旅」が聴けたことが一番うれしかった。
「ALIVE」はとてもかっこよかったし、「終わりなき旅」には元気と勇気をもらいました。
それから、このツアーで聴いてからすっかり「ロードムービー」にハマってしまい、今では大好きな1曲になっています。
こんなふうに、今まで気付いていなかった曲の魅力に気付いて、そのアーティストの新たな一面を知ることができるのがライブに参加する醍醐味ですね。


ミスチルの曲にはすごく助けられることが多いのだけど、コブクロのようにいつも優しく包み込んでくれる音楽とはちょっと違う気がします。
ミスチルは、いい部分も悪い部分も全て含めて、ありのままの自分に向き合わせてくれる。
たとえば「HANABI」の2番に次のような歌詞があります。

考えすぎで言葉に詰まる
自分の不器用さが嫌い
でも妙に器用に立ち振る舞う自分は
それ以上に嫌い

これを聴いた時は私のことを歌っているんじゃないかと思ってドキッとしました。
でもミスチルはそれを否定したりはしない。
「いいところも悪いところも含めて、全部君だろう?それでいいじゃないか」
と言ってくれているような気が(勝手に)するのです。
頼りになる先輩にちょっと厳しくも愛のこもったお説教を受けている感じかなぁ…。
少なくとも私にとってミスチルはそんな存在のアーティストです。
きっとこれからもたくさん助けてもらっていくことになるのでしょう。


ボーナス映像では花道の下の様子にビックリ。
あんなふうになってたのか〜!と感嘆。
それと、「終末のコンフィデンスソングス」ツアーの時にも思ったけど、コーラスのナオト・インティライミさん、なかなかいい声してるなぁ。
「fanfare」のソロを任されるだけあります♪
この春メジャーデビューされたばかりなんですよね。
聴いてみなくちゃ!