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tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

ENGLISH JOURNAL 5月号


5月号の表紙&インタビュー1人目は俳優のショーン・ペンさん。
…ええと、確かマドンナさんの元だんなさんでしたっけ?
アイ・アム・サム」のサム役でしたよね、この映画は観ました。
今回のインタビューはオスカーを受賞した「ミルク」でのハーヴェイ・ミルク役についてでした。
ハーヴェイ・ミルクは実在の人物で、アメリカで初めて同性愛者であることを公表した政治家なんですね。
同性愛者の権利活動を進めるも、志半ばで暗殺されたとのことで、アメリカではその生涯を描いた映画などの作品が数多くあるようです。
ちょうど「ミルク」の映画公開の時期は、カリフォルニア州での同性婚の廃止に関する議論が高まっていた頃だったそうで、とてもタイムリーな内容の映画だったようです。
アメリカでは昔同性愛の教職員を解雇できる条例があったと言うし、日本に比べると同性愛者への風当たりがきついのかなと思います(というか、日本ではまだあまり同性愛者が注目される存在ではないだけでしょうか)。
私は同性愛者ではないし、別に同性愛者の権利を声高に叫ぶつもりもありませんが、同性婚に反対する理由もないと思っています。
別に異性愛者にとって不利益になるものでもないでしょうし、愛がなくても夫婦関係を続けている男女カップルなんていっぱいいますからねぇ。
愛のない異性婚が認められるなら、愛のある同性婚が認められない理由はないのではないかと。
私はその程度の考えしか持っていませんが、ショーン・ペンさんはもっと積極的に同性愛者の権利獲得に力を入れておられるようです。
ハーヴェイ・ミルクが暗殺されたために、同性愛者の間で感染が広がっていたHIVへの対策が遅れる結果になった、という話には胸が痛みました。
インタビューで言われていた通り、何事も無関心や無知が一番怖いと思います。
日本でもそろそろ同性婚についての議論があってもいいのではないかなと思いました。


2人目はオーストリア出身の指揮者、クリスティアン・アルミンクさん。
オーケストラ指揮者としてはかなり若手で、ルックスもよく人気の指揮者だそうです。
現在は新日本フィルハーモニー交響楽団で音楽監督を務めておられます。
オーストリア出身なので、母語はドイツ語。
音楽関係の用語には作曲家名をはじめドイツ語が多いので、英語で話している中に時折ドイツ語発音の語が混じる…というちょっと新鮮な感じのするインタビューでした。
日本のオーケストラで指揮をしておられますが、楽団員とのコミュニケーションは英語とドイツ語で行うそうです。
日本人楽団員はドイツに留学した経験のある人が多いので、ある程度ドイツ語ができるのだとか。
英語とドイツ語と、時には通訳による日本語も飛び交うというこの楽団の練習の現場を覗いてみたいなと思いました。
私はドイツ語は全く分かりませんが。
ネイティブでないとは言え英語もかなり流暢で、時々ドイツ語発音が混じる以外はほとんど違和感なく聞けました。


3人目は外貨両替専門店トラベレックス社長のグラハム・ペリーさん。
トラベラーズチェックに代わる新たな外貨両替の手段として、キャッシュパスポートという商品を紹介されていました。
これはプリペイドタイプのマネーカードで、日本で事前に入金しておくと、海外渡航先のATMで現地通貨を引き出せるというものです。
海外旅行にはご無沙汰しているもので知らなかったのですが、最近はトラベラーズチェックの取り扱いをしているところが減って、不便になってきているのだそうです。
社会人ならクレジットカードさえ持っていればそれほどお金の心配はないかもしれませんが、未成年者が留学などで海外に行く場合、クレジットカードは使いすぎなどの不安があります。
その点キャッシュパスポートならあらかじめ入金した分しか使えないので使いすぎの心配はなく、もし必要なお金が足りなくなってしまった場合は、家族が日本から入金することもできるのだそうです。
ATMはどこの国でもあちこちにありますし、必要な時に必要な分だけ現金を引き出せます。
なるほどこれなら安全だし便利ですよね。
手数料もトラベラーズチェックより安いとのことでした。
今のところ海外旅行の予定はありませんが、行く時にはキャッシュパスポートの利用を考えてみてもいいなと思いました。
ちなみにペリーさんの英語はかなりきつめのオーストラリア訛りで、時々ある単語が別の単語に聞こえてしまったりしました。
学生時代の語学研修先はオーストラリアだったのに、あまりオーストラリア英語が身についていない私です…。