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tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

ENGLISH JOURNAL 9月号

ENGLISH

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2008年 09月号 [雑誌]

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2008年 09月号 [雑誌]

9月号のインタビュー1人目は、俳優のアル・パチーノさん。
ちょっと声がしわがれ気味で聞き取りづらいところもありましたが…さすが渋くてかっこいい!
アル・パチーノと言えば「ゴッド・ファーザー」ですが、最初にこの映画の監督が彼に主役をオファーした時には、映画会社は大反対し、アル・パチーノ本人も「監督は気が狂ったのか」と思ったそうです。
それは、アル・パチーノが今までにいない、ちょっと変わったタイプの俳優だったからという理由だったそうな。
でも、結局はその人選がうまくハマったんですよね。
何か物事がうまくいくときって、得てしてこういう思い切った決断がなされたときであるような気がします。


2人目は女優のニコール・キッドマンさん。
彼女はオーストラリア出身なので、ところどころにオージー訛りが混じります。
"way"を「ウァイ」と発音しているのを聞いて、懐かしいなぁと思いました。
私もオーストラリアに行った時、"this way"を「ズィス ウァイ」のように発音されて、最初何のことだか分からなかった記憶があります。
インタビュー内容はニコール・キッドマンが出演した低予算映画について。
ハリウッドの人気女優という印象があるけれど、出演料のことは考えずに低予算で作られる映画などにも出演しているんですねぇ。
自分に似た人物の役はやりやすいかという質問に対し、「自分が知っていることには興味はない。自分がまったく知らないものこそ面白いから、自分とは全然違う役柄がやりたい」と答えられていたのがとても印象的でした。
それと、この冬に公開される、ニコール・キッドマンが主演の映画「オーストラリア」が面白そうで、観てみたいなぁと思いました。


最後は環境・経済学者のティム・サーチンガーさん。
彼は今話題のバイオ燃料についての議論に一石を投じる論文を発表した人です。
バイオ燃料は二酸化炭素の排出量を減らし、環境に優しいと言われているけれど、バイオ燃料の原料となる作物を作る場所によっては二酸化炭素削減にはならない、むしろ作物を作るための耕作地の確保のために森林が焼き払われたりして、逆に環境を悪化させることもあるというのが彼の主張です。
落ち着いた口ぶりで丁寧に分かりやすく話され、内容も言われてみればなるほどと思えるもので、非常に説得力のある主張でした。
私は以前からバイオ燃料に関しては、地球上にはまだまだ飢餓に苦しんでいる地域もあるのに、食料となる作物を燃料に転用していいものなのかという疑問を持っていたのですが、残念ながらその疑問はこのインタビューでは解けず。
でも、バイオ燃料についてよい示唆を与えてくれるインタビューでした。
環境問題については本当にいろいろな意見がさまざまな人たちから出されていて、どの意見が正しいのかよく分かりませんが、だからこそそういった多種多様な意見に耳を傾けて、自分の考えを持つための知識を蓄えていきたいなぁと思います。