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tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

ENGLISH JOURNAL 11月号

ENGLISH

11月号のリスニングCDに収録されているインタビュー、1人目(1組目)はブラッド・ピットさん&アンジェリーナ・ジョリーさん夫婦でした。
「夫婦」といっても事実婚で、正式な夫婦ではないんでしたっけ。
でもインタビューを聴いている限りでは「おしどり夫婦」という感じがします。
今回のインタビューは映画「マイティ・ハート/愛と絆」(ブラッド・ピットが製作を担当、アンジェリーナが主演)を出品した映画祭での記者会見なのですが、注目のビッグカップルが同じ会見席に着いた(実際には席は離れていたようですが)ということで、記者の質問はブラッドとアンジェリーナの私生活に集中…(^_^;)
まぁ無理ないかな、とも思いますけどね。
でも2人がそれらのプライベートに関する質問を全てうまくかわして、映画の話に結び付けているところはお見事。
きっとそういう事態に慣れているんでしょうね。
英語の方は、ブラッドはボソボソしゃべるし、アンジェリーナは相変わらず超早口だし、で聞き取りはとても難しかったです。
映画は、妊娠中の女性がテロリストに誘拐されたジャーナリストの夫を捜すという実話が元になっているそうで、なかなか面白そうです。


2人目は経済誌「フォーブス」の記者、ティム・ケリーさんで、日本経済の将来についての話でした。
経済分野は苦手なのですが、意外と分かりやすかったです。
日本経済は先進国の経済モデルには当てはまらずかなり変わっていて、ソニーやトヨタなど製造業の分野では世界トップクラスの企業がいくつもあるのに、サービス分野がそれほど発展していない、という話が印象に残りました。
特に金融サービスにおいて世界的に知られている企業は一つもない、と。
確かにそう言われてみればそうですね…。
日本の経済は、産業分野が偏りすぎているのかも。
こうしたことから、今後、製造業はもしかしたら他国の企業に負けてしまうかもしれないが、金融サービス分野の企業が育てば日本経済は発展するのではないかと話されていました。
大学卒業以来ずっと製造業に身を置いている私としてはちょっと複雑ですが、確かにそうなんだろうなと思いました。


3人目は歴史学者のアンドルー・ゴードンさん。
専門は日本の近現代史だそうで、このたび朝日新書から『日本人が知らない松坂メジャー革命』という著書を出されました。
ワールドシリーズでの松坂選手の活躍も記憶に新しい今、気になるタイトルですね〜。
ただ、インタビューによるとこの本ではもちろん松坂選手をはじめ野球の話も出てきますが、主題はあくまでも松坂選手のメジャーリーグ進出を通して日本の現代史を探ろうというもののようです。
近年、日本のプロ野球選手が海を渡ってメジャーリーグで活躍することも珍しくなくなってきましたが、逆にアメリカの選手が日本のプロ野球で活躍してもそれほどアメリカでは話題にならないことを考えると、やはりまだまだ「アメリカ人に日本人が勝つ」ということが当たり前のことにはなっていないんだろうなと思います。
もちろん体格的にメジャーリーグの選手に劣る日本人が活躍するのはすごいことだと思うのですが、マスコミの報道が日本人選手の活躍に偏っていて、チームの勝敗は二の次になっているあたり、やっぱりまだまだアメリカ人に対するコンプレックスみたいなものが解消しきれていないのかな、と。
野球に限らず、これからも多くの日本人が外国のスポーツチームで活躍するでしょうし、そうすればいつかはあまり日本人選手の活躍が報道されなくなる日も来るのかな、と思いました。