tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

「さざなみCD」スピッツ

さざなみCD

さざなみCD


【収録曲】
01. 僕のギター
02. 桃
03. 群青
04. Na・de・Na・de ボーイ
05. ルキンフォー
06. 不思議
07. 点と点
08. P
09. 魔法のコトバ
10. トビウオ
11. ネズミの進化
12. 漣
13. 砂漠の花

スピッツの2年9ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。
Amazonで予約してたんですが、発売日前に届きました。
珍しいこともあるものです。
どうせ聴く暇なかったから意味なかったけどね…(-_-;)


で、待ちに待ったこのアルバム、
…最っっっ高!!!
スピッツのこれまでのアルバムの中では「フェイクファー」とか「ハチミツ」あたりが好きな私ですが、この「さざなみCD」が一気にトップに躍り出ましたよ。
いや本当に素晴らしい出来なんだもの。
収録されている13曲の中から1曲だけ好きな曲を選べって言われても絶対に無理、選べない。
即答で「全部!!」って答えちゃいます(笑)
それくらい本当に全部の曲が好き。
キラキラしていて、可愛くて、切なくて、ちょっぴりエロチックで…これぞ王道!
「ああ、スピッツだ…」って、聴き惚れるという表現がまさにぴったり。
しまいには胸がキュンと締め付けられて、涙までこみ上げてきました。
…疲れてるのかな、私(^_^;)
でも本当に、大げさじゃなくかなりハイレベルなアルバムだと思います。
シングル曲も全然浮くことなくちゃんとこの曲順の中で存在感を示してくれているし、バラードからアップテンポまでバランスもバッチリ。
草野正宗さんの声はどこまでも優しく澄んでいて、なんだかとても癒されてしまいました。
スピッツは今年結成20周年なんですよね。
20年間一つのことをやり続けるってだけでもすごいのに、こうして20年目の節目に最高の作品を作ってファンに届けてくれるっていうのがまたすごい。
メンバーはもう全員40歳を超えましたが、若い頃と変わらず爽やか(外見も音楽も)で、ちっとも中年臭さを感じさせません。
こんなバンドはスピッツだけでしょ!
収録曲のタイトルを見ただけで「どんな曲かな〜」と想像力(妄想?)を大いにかきたてられるのもスピッツの良さですね。
草野さんの言語センス、大好きです。
20周年おめでとう、そしてありがとう。
これからも応援し続けるからね!!


この秋はミスチルとコブクロも新曲を出すし、鬼束ちひろさんの復帰第一弾アルバムも出るし、もしかしたら年内にドリカムのアルバムも…?(ドリカムはちょっと分からないけど。あんなことがあったし美和さんにはゆっくり休んで欲しいから)
本当に今年は私にとって音楽に恵まれた年だなぁ♪