tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

野外フェス鑑賞

最近BSで放映されたライブを2つ見たので感想を。


まず1つめは「吉田拓郎&かぐや姫 Concert in つま恋 2006」。
「伝説のつま恋ライブ再び!!」で話題になった、今年9月に行われたライブです。
別に興味があったわけではないのですが、親が見ていたので私もところどころではありますが、一緒に見ていました。
知らない曲も多かったけど、やっぱりフォークソングはいいですね。
初めて聴いたはずなのに、なんだか懐かしい感じがして。
ちなみに吉田拓郎さんの曲の中では、「夏休み」が好きです。
それにしてもまだ暑さが残る時期の野外で長丁場のライブだってのに、観客は団塊世代が中心だってのに、若者向けの野外ライブに負けず劣らずの盛り上がりよう。
吉田拓郎さんにしても、かぐや姫にしても、シークレットゲストで登場した中島みゆきさんにしても、みんな若いねぇ。
50代だなんて思えませんわ。
そのパワーでまだまだ頑張ってくれ…と思います。


2つめは「コブクロ&フレンズ Live in 万博〜風に吹かれて2006」。
「風に吹かれて」はコブクロが親交のあるアーティストと共に毎年夏に万博公園(大阪府吹田市)で行っているライブです。
これ毎年気になってて、特に数年前にコブクロがKiroroと一緒にKiroroKobukuroというコラボユニットを結成した年は、母と「これ行ってみようか」って話していたんですが、時期が8月というめちゃくちゃ暑い時期だった(今年は9月だったんですね)ので、親子揃って暑さに弱い私たちは勇気が出ず断念したのでした。
今から思えば行っておけばよかった。
ライブ数日前になっても朝日新聞(「風に吹かれて」は朝日新聞主催)に「残席あり」って出てたから、チケット取れたはずだったのに…。
コブクロがここまで大ブレイクしてしまった今となっては、このライブももうチケット取りにくいんだろうなぁ。
でもBSで放映してくれてよかったです。
本来は4、5時間に及ぶライブを編集して1時間半の番組にしているのだからだいぶカットされてるはずですが、ライブのよさは十二分に伝わりました。
出演者もなかなか豪華な顔ぶれで、コブクロ、夏川りみさん、絢香さん、松たか子さん、馬場俊英さん、HOME MADE 家族、Scoop On Somebody、佐藤竹善さん、スターダスト・レビューの根本さん、それにシークレットゲストとしてスキマスイッチの大橋さん(アフロじゃない方・笑)。
こういう複数のアーティストが共演するライブでは、普段は見られないレアなコラボレーションが見られるのがいいですね。
夏川りみさんとコブクロの小渕さんの「さようなら ありがとう〜天の風〜」のコラボが見れたのが一番うれしかったです。
この曲大好きなんですよね。
ぜひ今年の紅白で夏川さんにこの曲を歌ってほしいのですが…映画が大ヒットしただけにまた「涙そうそう」になりそうだなぁ。
「涙そうそう」も好きだからいいんですが、たまには別の曲を歌わせてあげてよ、NHKさん。
それから、松たか子さんとスキマスイッチの大橋さんとコブクロによる「ボクノート」には鳥肌立ちました。
もちろんラスト(アンコール)の「同じ窓から見てた空」(コブクロ)の出演者全員による大合唱も最高でした。
舞台裏の映像が入っていたのもよかったです。
誰かが舞台で歌っている間、他の出演者は楽屋で休んでいるのかなぁと思っていたら、みんな舞台から聞こえてくる歌にあわせてノリノリで歌っていて面白かった!
コブクロの2人は最初から最後までノリノリでしたねぇ。
「轍」での小渕さんのパフォーマンスはパワフルでかっこよかったし、誰と一緒に歌っても一番よく響く黒田さんの声量の豊かさには惚れ惚れしました。


野外フェス、予想以上に見ごたえありますねぇ。
すっかり味をしめてしまって、見終わってすぐ12月発売の「ap bank fes '06」のDVDを予約してしまったのはいうまでもない…。