tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

ENGLISH JOURNAL 1月号

1月号のインタビューは、「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」の主演女優、リース・ウィザースプーンさんと、映画化された小説『きみに読む物語』の作者ニコラス・スパークスさん、そして、ASEAN事務局長のオン・ケン・ヨンさん(この人のはインタビューと言うよりはスピーチですが)でした。
リース・ウィザースプーンさんって恥ずかしながら知らなかったんですが、ジュリア・ロバーツさんやメグ・ライアンさんに次ぐ新たな「ラブコメの女王」として人気急上昇中の女優さんなんですね。
なるほど…確かに可愛らしい感じの人。
でも注目すべきは(?)彼女のだんなさんであるライアン・フィリップさんのかっこよさかと…(関係ないし!)
このリースとニコラス・スパークスさんのインタビューでは「家族」についての話が印象的でした。
スティーブン・スピルバーグ監督が、子どもが生まれてからは主人公が家族を置いて戦いに赴くといったようなシーンを描けなくなったという話にはなるほどなぁと思いました。
どんな人にもやはり家族の存在というのは大きいものですね。
ニコラス氏は「子どもの『友達』になってしまわないように、家庭内で守るべきルールは守らせるといったことに気をつけている」と言われていたのが印象に残りました。
それがなかなか出来ていない家庭も多いですからね。
オン・ケン・ヨンさんは名前から分かるようにアジア出身(シンガポール)の人で、英語の発音にはかなり癖があり、文法的な間違いも多かったです。
けれどもアクセントをはっきり正しくつけて発音されていて、話すスピードも速すぎず遅すぎずで、意外と聴き取りやすいのはさすが国際組織のトップだなと思いました。
なにより話の内容がしっかりしていて中身のあるものになっているから、英語の間違いなんて大したことではないように感じられます。
英語を話す際に大切なのは、正しい文法や発音などではなく、声の調子やスピードや話す内容そのものであるということを証明していました。
同じ英語非ネイティブとしてとても学ぶところの多いスピーチでした。