tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

「ハウルの動く城」

観て来ました〜!
レディースデイだし大学生はもう春休みだからそれなりに混んでるのかな〜…と思いきやガラガラでした。
映画を観に行ったのは去年の春に「クイール」を観に行って以来ですが、最近の映画館って全席指定になってるところが多くて、並ばなくていいから楽ですね。


さてさて、映画の感想です。
ええっと…とりあえずストーリーは分かりにくいです!(爆)
なんか戦争やってるみたいだけどなんで戦争してるの?
「荒れ地の魔女」って一体何者?
ソフィーにかけられた呪いはどうやったら解けるの?(なんか知らない間に解けてましたよね??)
…他にもいろいろ、謎を残したまま終わっちゃったような感じでした。
でもまぁ絵に描いたようなハッピーエンドで非常に後味がよかったので満足です。
それになんと言ってもハウルがかっこいいですね〜!!
あの登場シーンからもうかっこよすぎて、ソフィーと一緒に私も一目ぼれしちゃってました(笑)
私、一目ぼれはしないタイプだと思ってたんだけどな。
そもそも面食いじゃないんですよね。
でも…ハウルのあのかっこよさは反則でしょ。
キムタクの声ということで不安もあったけど、全然問題なかったです。
一部の試写会でブーイングが起こったというのは嘘だったのか?
むしろソフィーの倍賞千恵子さんの方が、19歳(だっけ?)のソフィーを演じるには老け声すぎてちょっと違和感がありましたね。
また、ハウルの魅力はルックスだけじゃありません。
確かに臆病でヘタレでわがままで整理整頓が出来なくて子どもみたいなところもあるハウルですが、それも決して欠点ではなくて彼の人間くささだと思います。
あのルックスで性格まで完璧だったら好きになれないと思う。
女性の包容力や母性本能を刺激する男性ですよねぇ…(笑)
この映画、男性はどういう感想を持つのでしょうか。
あまり男性受けしそうな内容だとは思えないのですが、でもこの作品は男性に対する応援歌なんじゃないかと思うのですが。
何も完璧なヒーローじゃなくていいんだよ、ってことなんじゃないかと。
ただ、守るべき大切な人たちを守るという気概があればいいんです。
たとえ臆病だろうが、部屋が散らかし放題だろうが、泣き虫だろうが。
あとはしっかり者の女性が何とかしてくれるから(笑)


ハウル以外のキャラも好きです。
特にマルクル
やっぱり宮崎監督は少年少女描くのがうまいですね。
神木隆之介君の声もよく合っていました。
カルシファーやヒンも好きです。
荒れ地の魔女も憎めない。
やっぱり宮崎アニメ大好きです。
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観た人は投票しましょう〜(*^_^*)