tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

『電脳山荘殺人事件 金田一少年の事件簿3』天樹征丸・さとうふみや


パソコンが発信する殺意の罠?
雪に閉ざされた山荘でリセット不能の“皆殺しゲーム”が始まった


パソコン通信で知り合った互いの本名も素性も知らぬ7人の男女。
人里離れた山荘で、彼らが初めて顔を合わせた夜、恐るべき殺意の罠が始動した。
皆殺しを目論む犯人の意外な動機とは?
名探偵・金田一一が看破した映像化不能の殺人トリックとは?
大人気コミックの原作者が放つ完全オリジナル推理小説

はじめちゃんお久し振り〜!…って感じでした(笑)
だってコミックが完結したのってもうだいぶ前の話ですよね。
それ以来ご無沙汰してましたから…。
ノベルスは初めてでしたが、やっぱり金田一少年だなぁと思いました。
ライトノベルみたいに気楽にサクサク読めるけど、謎は本格派。
ちゃんと「読者への挑戦状」もあります。
でも今回、私にしては珍しく犯人分かっちゃった。
謎解きも完全にとは行きませんが、まぁ大体こういうトリックだろうなぁ〜という予想はほとんど当たっていました。
う〜ん、私もようやくミステリ経験値が貯まってきたかな?
おかげで「だまされる快感」は味わえませんでしたが、高校時代にどっぷりハマった金田一ワールドにもう一度ハマれて楽しかったです。
でも一点ちょっと分からなかったことが…。
「読者への挑戦状」にある、作者が仕掛けた第五の謎って何ですか?
○○が△だったってこと?
そこだけイマイチよく分かりませんでした。


そういや金田一少年って短期集中連載で最近復活したそうですね。
そちらの方はどうだったのでしょうか。
身近にマガジンを読んでいる人がいないのでどんなもんなのか分かりません。
ご存知の方こっそり感想を教えてください。