tontonの終わりなき旅

本の感想、ときどきライブレポ。

『ハチミツとクローバー』羽海野チカ

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス―ヤングユー)

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス―ヤングユー)


6畳+台所3畳フロなしというアパートで貧乏ながら結構楽しい生活を送る美大生、森田、真山、竹本の3人。
そんな彼らが、花本はぐみと出会い……!?
大ヒットシリーズ第1巻!!

今更かもしれませんが話題の漫画『ハチミツとクローバー』の最初の方をちょっとだけ読みました。
まだ連載中の漫画をリアルタイムで読むのって久々かもしれません…。
最近漫画文庫とか愛蔵版とかしか読んでなかったから。


で、ハチクロはタイトルや表紙の可愛らしさから推測して、ほのぼの可愛い漫画だと勝手に思っていたら、実はギャグ満載の笑える漫画でした。


舞台は東京の美大。
オンボロ木造アパートに住む竹本・真山・森田の前に現れた少女・はぐみ。
はぐみに一目惚れしてしまった竹本と森田、バイト先の上司の女性に片想い中の真山。
彼らの青春と恋模様を、ギャグを交えつつ描いています。


キャラクターに勢いがあって、絵も少女漫画っぽくなくて(?)意外にあっさり目。
でも笑えるだけじゃありません。
ちょっと切なくさせる場面もちゃんとあるのです。
そして、可愛い漫画という予想もあながち間違ってはいませんでした。
特にはぐちゃんは可愛いですね。
ちっちゃくて、お人形さんみたいで。
こんな女の子妹に欲しいかも。
もう1人の女性キャラ、「鉄人」山田にはまたはぐみとは別の可愛らしさがあります。
たとえ森田相手にかかと落としを喰らわせていても(笑)


雰囲気はなんとなく冬目景の『イエスタデイをうたって』に似てるかもしれません。
かなり好きな雰囲気なので続きを読みたいです。
よし、コミック揃えるぞ〜!(ってか最近漫画ばかり読んでるな…小説も読んでるけど)